[J1リーグ35節]清水2-2札幌/11月6日(土)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 6
監督交代から時間がなく、内容的なクオリティが上がったかどうかは微妙だが、気迫や前への勢いは十分に表現。リードされた展開から、終盤に追いついたのはこれまで見られなかった部分で、そこもポジティブな変化だった。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 6
2失点はあったがGKの責任とは言えず、71分にはビッグセーブでドローに繋げた。前方への飛び出しでも貢献した。

DF
4 原 輝綺 6.5
積極的に中に入る動きも見せてチャンスを作り、29分には惜しいシュートも放った。さらに滝の同点ゴールをアシストし、攻撃面で大きな働きを見せた。

5 ヴァウド 4.5
1失点目では、ポジションが深くなってオフサイドを取れず、45分のヘディングシュートは枠に飛ばせなかった。無用なファウルでレッドカードを受け、反撃の勢いを削いだ。

38 井林 章 5.5(58分OUT)
小柏の動き出しなどでラインをじわじわと下げさせられ、失点シーンでは簡単に裏を取られた。ラインコントロールが安定しなかった。

7 片山瑛一 5.5
球際で気持ちの入ったプレーを見せたが、失点シーンでは金子を捕らえ切れず、攻撃参加も増やせなかった。
 
MF
33 松岡大起 6
持ち前のデュエルの強さを発揮し、41分に鮮やかな裏へのスルーパスも見せてチームに勇気や勢いを与えた。

6 竹内 涼 6(73分OUT)
前への守備や前へのパスで全体のベクトルを前に向け、気持ちの面でもチームを鼓舞して牽引した。

16 西澤健太 6.5(67分OUT)
セットプレーのキックが冴えて先制点を演出し、その後も決定機を作った。守備でも献身的にハードワークし、生え抜き選手の意地を見せた。
 
MF
20 中村慶太 5.5(58分OUT)
半年ぶりの先発で守備でハードワークした。ただ良い形でボールに絡む回数は少なく、左からの攻撃を活性化できなかった。

FW
24 藤本憲明 5.5(58分OUT)
今までより高い位置を取り、T・サンタナとも近い距離を保ってチャンスに絡んだ。しかし29分のチャンスは決め切れず、そのほかのシュートも不発だった。

9 チアゴ・サンタナ 6.5
こぼれ球に反応して、抑えの効いた股抜きシュートで先制点をゲット。厳しいマークを受けるなかで球際でも奮闘して味方に繋げた。
 
交代出場
DF
50 鈴木義宜 6(58分IN)
長期離脱から2試合目の出場だったが、冷静に試合に入ってDFラインを統率。危なげない対応で札幌に追加点を許さなかった。
 
MF
11 中山克広 5.5(58分IN)
スピードを生かしてチャンスを作り、同点ゴールにも絡んだ。だが逆転ゴールのビッグチャンスを決め切れず、本人も非常に悔しそうな表情を見せた。

MF
23 鈴木唯人 6.5(58分IN)
中盤で受けて前を向き、ドリブルで運ぶプレーが冴えてカウンターの牽引役に。決定機も演出してチームに勢いを与えた。

MF
26 滝 裕太 6.5(67分IN)
札幌が疲れてきたなかで、その隙を突いて攻勢を加速。チームが苦しいなかで、同点ゴールを決め切った働きは非常に大きかった。

MF
3 ホナウド 5.5(73分IN)
攻めに出たなかでの投入だったが、あまり攻撃のギアを上げることはできず。チャンスメイクもできなかった。

監督
平岡宏章 6
就任から時間がなかったこともあって、淡泊な失点は修正し切れなかったが、ロティーナ監督のサッカーを継承しつつ球際の厳しさや前への鋭さを加え、4試合ぶりの複数得点での勝利に導いた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【J1第35節PHOTO】清水2-2札幌|滝裕太が執念の同点弾!新体制初陣の清水が札幌から勝点1をゲット!

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【チーム採点・寸評】
札幌 6
ボールを握りつつ裏へのフィードも効果的に使い、清水のDFラインを下げさせて主導権を握った。清水のセットプレーと背水の陣の勢いを止め切れずに勝利こそできなかったが、札幌らしさは見せつけた。

【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 6
2失点はしたものの、難しいシュートをきっちりキャッチするなど安定感が光り、チームに安心感を与えた。

DF
2 田中駿汰 6
1失点目は頭で弾き返せなかったが、試合中にポジションが変わったなかで、球際の守備や前へのパスなどで存在感を発揮した。

6 高嶺朋樹 6
41分のピンチでは、粘り強く対応してシュートをブロック。左足の正確なフィードで清水のDFラインを揺さぶった。

MAN OF THE MATCH
5 福森晃斗 6.5(77分OUT)
T・サンタナへの長いボールに厳しく対応しつつ、攻撃では高い位置を取ってゲームを作った。さらに左足の素晴らしいキックで2アシストとこの日の主役となった。
 
MF
9 金子拓郎 6.5
中に入る動きやドリブルでも持ち味を発揮し、狙い通りの裏への抜け出しで1得点。守備でも役割を果たしつつ、攻撃で大きく貢献した。

8 深井一希 6.5(58分OUT)
12試合ぶりの先発ながら後方でしっかりとチームを動かし、セットプレーからのヘッドでゴールを記録。しっかりと存在感を示した。

14 駒井善成 6
よく動いて中盤のスペースを埋め、セカンドボールも回収。シンプルにボールをさばきつつ、機を見て前に絡み、71分には決定的なシュートも放った。

4 菅 大輝 5.5(87分OUT)
鋭いカットインからのスルーパスや、ピンチでのシュートブロックを見せたが、クロスの精度が冴えず。あまりチャンスを生み出せなかった。
 
MF
27 荒野拓馬 6(58分OUT)
チャンスに絡むシーンは少なかったが、相手にとって嫌なポジションを取り続け、前からの守備でも役割を果たした。

18 チャナティップ 6
味方が作ったスペースにうまく入ってパスを受け、前を向いてドリブルで仕掛けるプレーで攻撃をけん引。敵陣で時間を作る面でしっかりと貢献した。

FW
35 小柏 剛 6
フィニッシュの質はいまひとつだったが、効果的な動き出しでDFラインを下げさせ、中盤の選手にスペースを与えた。
 
交代出場
DF
50 岡村大八 5.5(58分IN)
敵陣で潰しにいく積極的な守備を見せたが、2失点目のシーンではクロスに被って滝をフリーにしてしまった。

MF
28 青木亮太 5.5(58分IN)
右シャドーに入って、最後は左ウイングバックに。守備では忠実なプレーを続けたが、攻撃では存在感を発揮できず。

DF
3 柳 貴博 ―(77分IN)
右ウイングバックに入ってクロスを入れる場面は何度かあったが、チャンスには繋げられず。守備でも清水の勢いに押された。

FW
32 ミラン・トゥチッチ ―(87分IN)
最前線に入り、ヴァウドと絡んだプレーで相手が退場になったが、時間が短く評価要素はなし。

監督
ペトロヴィッチ 6
交代策はあまり効果を発揮せず、終盤は劣勢を強いられた。ただ内容や質では清水を凌駕し、アウェーで札幌らしいサッカーを展開した。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●前島芳雄(スポーツライター)

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