森保ジャパンに選出されたDF板倉滉の扱いについて、現地メディアが苦言を呈している。

 24歳の板倉は、今夏に保有元のマンチェスター・シティからドイツ2部シャルケに加入。昨シーズンまでプレーしていたエールディビジのフローニンヘンから活躍の場をドイツに移した。加入直後のリーグ初戦からベンチ入りを果たし、後半から3バック中央で起用されると、以後は9試合連続で先発出場。欠かせない戦力として奮闘している。

 ドイツ・メディア『Der Westen』のオマール・アリ記者は、そんな板倉が日本代表に招集され、出番がないことに大きな不満を抱いているようだ。現地16日付けで「選手も悔しいだろうが、シャルケだっていやな気持ちを抱えているはず」と報じた。
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「ディミトリオス・グラモジス監督のもとで、板倉は絶対的な存在だ。しかし、日本代表ではそうではない。先月の代表ウィークの間、彼は地球の裏側まで飛んで行ったにもかかわらず、1分もフィールドでプレーすることはなかった。彼はサウジアラビアのリヤド、日本の埼玉で行なわれた2つの国際試合で、180分間ベンチに座り続けたのだ。移動距離は2万2000キロにも及んだ。

 そして今回の代表ウィークでも、日本人DFが活躍すると思っていた人は、板倉自身と同じような苦い思いをした。ベトナム戦とオマーン戦で、彼は森保一監督の選択肢に含まれていなかった」

 同記者によれば、今回の移動距離は「ゲンゼルキルヘンからハノイまで8750キロの空路を経て、オマーンまではさらに4900キロ。そしてオマーンの首都マスカットからゲルゼンキルヘンまではさらに5300キロ。合計1万8750キロの空の旅をしている」という。

「10月の時点で、シャルケは板倉が長旅と時差ボケ解消のためにチームへの戻りが遅くなることを懸念しており、試合に出場させることができないと懸念していた。このムダな地球一周の旅は、シャルケにとって歓迎できるものではないはずだ」
 
 シャルケは現地時間20日にブレーメンとのアウェーゲームを予定しており、板倉はこの試合に帯同すると見られている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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