今月23歳になったばかりの冨安健洋が、世界的名門で活躍するまでにステップアップを続けているのは、アスリート面で優れているからだけではない。その意識の高さは周知のとおりだ。

 それは、『西日本新聞』の連載コラム最終回でもうかがえた。アーセナルで「楽な1日」はないという冨安は、ミケル・アルテタ監督のサッカーを表現するのに、「技術や判断がまだまだ足りていない部分」があるとし、さらなる向上が必要だと記している。

 加入時は懐疑的な見方もあった。だが、冨安のデビュー以降、アーセナルは無敗を保ち、最下位と低迷していたチームは5位に浮上している。様々なスタッツや正確なサイドチェンジなど、多くの点で賛辞が尽きない。

 それだけのパフォーマンスに感銘を受けているアーセナルのファンや関係者は、それでも浮かれずに成長することだけを見据える日本の若きサムライの言葉を頼もしく感じただろう。

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 アーセナル専門サイト『Just Arsenal』は11月16日、英紙『Metro』が伝えた冨安のコメントを伝え報じたうえで、「トミヤスはリーグ有数の右SBだ。そしてこのインタビューで、彼は素晴らしい勤勉さを示した」と、冨安に賛辞を寄せている。

「チームへの貢献という点で、この日本人選手は先陣を切っており、リーダーのようだ」

「アルテタの要求を完全に満たしていなくてこれだけ良いパフォーマンスなら、いよいよ監督が期待することに完全に適応したときにはどれほどになるのか。考えると本当にエキサイティングだ」

 コラムで「監督のサッカーを自然と試合で表現できるようになりたい」と意気込んだ冨安。アルテタのサッカーとの融合が完成されたとき、彼がどんなプレーを見せてくれるのか。だれもがその瞬間をワクワクしながら待ち望んでいる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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