[J1リーグ36節]仙台0-2湘南/11月20日(土)/ユアスタ

【動画】仙台に引導を渡すウェリントンの先制弾!

【チーム採点・寸評】
仙台 4.5
前半は相手にパスコースを消され、高い位置からの守備に苦しみ防戦一方。簡単に失点し、その後もピンチの連続。後半決定機を幾つかつくったが連動性に乏しく、ミスからの失点で試合は決まってしまった。J2降格決定もやむなしの内容。

【仙台|採点・寸評】
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 5.5
失点はどちらも責めることはできないものだったが、混乱している守備の選手をもっと効果的に動かしたかった。

DF
25 真瀬拓海 5
対面の畑の突破や、左に流れてくる平岡を止めるのに苦しみ、多くのピンチを招いてしまった。後半は前へ出る場面もいくつかあったが、決定機にあまり絡めなかった。

5 アピアタウィア久 4.5
1失点目で上原と被ってしまったプレーは痛恨だった。その後は身体を張ったプレーも見せたが、ミスも多く、終盤はパワープレーで前線にも上がったが、ゴールは奪えなかった。
 

3 福森直也 4.5
反応の遅れが1失点目につながり、2失点目では股を抜かれてしまった。持ち味の左足のキックから可能性のあるロングフィードは見せたが、前線との呼吸が合わず、良い攻撃に繋げられなかった。

14 石原崇兆 5.5(86分OUT)
苦しいチーム状況の中で、できることをやろうと奮闘していて、クロスを積極的に放ったが、ゴールには繋がらなかった。

MF
17 富田晋伍 5(73分OUT)

もっと高い位置でボール奪取したかったが、どうしてもボールを奪う位置が低くなり、攻撃につながるパスもなかなか出せなかった。

6 上原力也 4.5(86分OUT)
1失点目はアピアタウィアと被っての失点。2失点目はフォギーニョからのパスを受けきれず、岡本にゴール前までボールを運ばれた。前線へ良いボールも配球できず、持ち味を発揮できなかった。


MF
7 関口訓充 5(68分OUT)
得点に絡もうと逆サイドまで動く場面があったが、スペースを空けてピンチを招くことにも繋がった。失点時は起点となるクロスを上げられてしまい、攻撃でも周囲とかみ合わない場面が目立った。

15 西村拓真 5
前節に続き、左サイドハーフとしての投入だったが、攻守ともに効いていたとは言い難い内容。決定機もつくり出し、シュートチャンスもあったが決めきれなかった。

FW
42 富樫敬真 5.5
前線で攻守に奮闘は見せていたが、前半は特にロングボールへの反応が少し遅れてしまった。後半2つあった決定機を決めきることができていれば、試合の展開も変わっていた。

11 赤﨑秀平 5(73分OUT)
前半は守備で奮闘は見せるも、ロングボールを受けて攻撃の起点をつくれなかった。後半に幾つか決定機を演出したが、ゴールに繋げられなかった。
 
交代出場
MF
26 加藤千尋 5(68分IN)
途中交代で流れを変えたかったが、周囲との連係もかみ合わず決定機をつくり出せなかった。アディショナルタイムに放ったシュートも枠外。

MF
35 フォギーニョ 4.5(73分IN)
ファーストプレーでのパスミスが失点に繋がってしまった。得点に絡もうと前に出てのプレーもあったが、結果は残せず。

FW
33 フェリペ・カルドーゾ 5(73分IN)
ボールの収まりといった課題は今節も解消されなかった。攻撃で効果的なプレーはほとんど出せず、シュートも0本に終わった。

DF
16 吉野恭平 −(86分IN)
アピアタウィアを前線に上げたため、センターバックとして投入。大きなミスは無かったが、得点に繋がるプレーも出せず。

DF
4 蜂須賀孝治 −(86分IN)
短い出場時間のなか、左サイドバックに入ってクロスから決定機をつくろうとしたが、得点には至らず。

監督
手倉森誠 4
J1残留がかかった大一番で、立ち上がりの相手の圧力に対し無力だった時点で勝負あり。後半の失点も交代したばかりのフォギーニョが絡んでしまった。大事な一戦で選手を効果的に動かせず、J2降格が決まってしまった。
 
【チーム採点・寸評】
湘南 6.5
守備の狙いが見事にはまり、攻勢に出て、早い時間帯に先制。その後も主導権を握り続けて、後半相手のミスに乗じての得点で試合を決定づけた。ビルドアップや立ち位置の取り方など、我慢して積み重ねてきたことを大一番で発揮した。

【湘南|採点・寸評】
GK
1 谷 晃生 6.5
守備範囲の広さや、キック精度の高さ、後半立ち上がりピンチが続いた場面での冷静なシュートストップ、と持ち味を存分に発揮して、大事な一戦でクリーンシートを達成した。

DF
4 舘 幸希 6.5
守備で身体を張れていただけでなく、ビルドアップにも積極的に関わり、攻撃に繋がるプレーができていた。

22 大岩一貴 6.5
古巣相手に強い気持ちでゲームに臨み、対人守備の強さを発揮。ディフェンスラインでのパス回しも大きなミス無くできていた。

16 山本脩斗 6(73分OUT)
ベテランらしく冷静な守備と、攻撃の起点となるプレーで、前半の主導権掌握に貢献できていた。警告を受けたこともあり、後半途中で交代した。
 
MF
6 岡本拓也 7
終始高い位置でプレーし、前半はウェリントンのゴールをアシスト。後半は相手のパスミスをインターセプトして、芸術的な股抜きゴール。1ゴール・1アシストでキャプテンとしての仕事を大一番で全うした。

14 茨田陽生 6(67分IN)
チームのために献身的に守備をし、攻撃にもよく絡み、決定機をつくり出した。1得点目では相手の石原との競り合いに勝ったことにより、岡本にボールがこぼれ、ウェリントンのゴールを呼び込んだ。

32 田中 聡 6.5
相手が厳しくプレッシャーをかけてきたが、うまくかわして攻撃に繋がるパスを何度も供給。守備でも身体を張っていた。
 

MF
28 平岡太陽 6(90+4分OUT)

少し左に流れ、畑と絡んで決定機をつくり場面が多かった。チームのための守備もできていて、相手を押し下げた。

26 畑 大雅 6.5
馬力のあるドリブルを存分に生かして、左サイドで圧倒的な優位に立ち、クロスが1得点目の起点となった。後半はややバテたが、試合の流れを大きく引き寄せる原動力のひとりに。

FW
11 タリク 6.5(73分OUT)

守備での献身性が素晴らしく、相手センターバックからのパスの出所を消した。自身のゴールは無かったが、決定機にもよく絡んだ。

9 ウェリントン 6.5(73分OUT)
岡本のクロスから叩き出した11試合ぶりのゴールが、チームに大きな勢いを与えた。前線からの守備でも奮闘を見せた。


交代出場
MF
10 山田直輝 6(67分IN)
投入直後からゴールに向かっていく姿勢を見せた。2得点後チーム全体が守備を固めたこともあり、決定機は多くつくれなかったが、守備で奮闘を見せた。

DF
8 大野和成 6(73分IN)
途中から3バックの一角に入ったが、大きなミスも無く相手の反撃もよくはね返し、無失点での勝利に貢献した。

FW
17 大橋祐紀 6(73分IN)
2得点目では岡本の脇をランニングして、相手の守備の的を絞らせなかった。町野とともに身体を張って前線でボールを収めた。

FW
33 町野修斗 6(73分IN)
大橋とともに体格を生かしたボールキープで相手DFを困らせた。全体的に守備的になっていた時間帯だったが、攻撃の起点をつくりシュートも1本放った。

DF
3 石原広教 −(90+4分)
最終盤の守備固めでの投入。ほとんどボールには触らなかったが、無失点で試合を終えることができた。

監督
山口 智 7
最終ラインからの丁寧なビルドアップと、高い位置からのプレスで相手を圧倒。ピンチの時間帯もあったが、選手に対してここまで積み上げてきたサッカーを冷静に表現するよう徹底させることに成功。チームの完成度の差を見せつけた。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●小林健志(フリーライター)