現地時間11月21日に行なわれたブンデスリーガ第12節で、フランクフルトはアウェーでフライブルクと対戦し、2-0で勝利を収めた。

 代表帰りの鎌田大地は2列目左、長谷部誠は3バック中央で先発。34分にイェスパー・リンストロームが先制点を叩き込むと、43分にセットプレーからフィリップ・コスティッチが決めた。このリードを後半まで守り切り、鎌田、長谷部ともにフル出場で今シーズンのリーグ3勝目に貢献した。

 特に働きぶりが高く評価されているのが、37歳の長谷部だ。現地専門誌『kicker』では「2.5」と、チーム内トップの守護神ケビン・トラップ「2」に続く高い評価を得て、同節のベスト11に選出された(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)。また、現地紙『BILD』は「日本のベテランはすべてを改善する」と絶賛している。

「だからこそ、アイントラハトでグラスナーのサッカーに長谷部は必要とされている。この日彼らは、久しぶりに良いサッカーを見せ、多くの人を満足させた。この遊び心のある進歩は、マコト・ハセベ37歳と密接に結びついている。

 この日本人がピッチに立つと、まったく違うラインが見えてくる。すべてがより軽く、よりエレガントに見える。プレッシャーのかかる場面だろうと、アイントラハトは闇雲にボールを前に出すのではなく、フットボールによる解決策を模索するように変わっていた」
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 そして、共にプレーする選手のプレーのクオリティをも、長谷部によって変化したと指摘している。

「長谷部がそばにいると、他の選手もボールを走らせるようになる。リンストローム、ラファエル・ボレ、鎌田大地など、いずれも優れたサッカー選手であり、オフェンシブな選手たちが開花していく。良いフィードの恩恵を受けるからだ。守備面でも、エバン・エヌディカやトゥタも長谷部とともに新しいことに挑戦する準備を整え、守備に打ち込むのだ」

 また、今年から新たに就任したマルクス・クロシェSDのコメントを引用し、改めてベテランに賛辞を送った。

「SDは『長谷部は少年たちをコーチし、自らの経験を生かして助けている。彼に年齢の観念は通用しないよ』と称えた。これは、現時点で、今シーズンで終了する長谷部の契約は、続くことを示唆している。なぜなら、このような形はアイントラハトにおいて必要不可欠だからだ」

 来年1月には38歳になる長谷部。第一線で戦い続けるベテランの姿は、現地でも感銘を与え続けている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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