日本人選手7人が所属するベルギーのシント=トロイデン(STVV)は11月23日、双方合意のうえで、韓国代表MFイ・スンウとの契約を解除したことを発表した。

 現在23歳のイ・スンウは、バルセロナのカンテラ(下部組織)時代は、“韓国のメッシ”と持て囃されるなど、将来を嘱望された。だが、バルサを退団して加入したヴェローナでは本領を発揮できず、19年夏に移籍したSTVVでも鳴かず飛ばず。今年1月には、ポルトガルのポルティモネンセにレンタルされたが、ここでも出場機会を勝ち取ることはできなかった。

 ベルギーへ戻ってきた今シーズンも、ここまで出番なし。移籍を希望していた鈴木優磨が残留したうえ、そのエースの退団を見越して林大地と原大智を獲得したため、アタッカー陣の競争は激しく、ベンチ入りもままならない状況が続いていた。

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 そんな自国の逸材の電撃退団を嘆いたのが、韓国のスポーツメディア『Sportal Korea』だ。「レンタルから復帰したが、ベルント・ホラーバッハ監督の心を捕らえるのに失敗した。1分すらピッチに立てなかった」と綴り、指揮官の”忖度”に苦言を呈している。

「イ・スンウは始めからホラーバッハ監督の構想になかった。日本のオーナーの意向に沿って、日本人選手たちを起用し続けた。リーグ戦はもちろん、控え組が出場したカップ戦でも外された。結局、イ・スンウのベルギー・リーグ挑戦は3シーズンで2ゴールというボロボロの成績で幕を下ろした」

 冬の移籍市場で新チームを探すことになるという“コリアン・メッシ”は、再び輝きを取り戻すことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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