今年も残すところ1週間あまりとなった。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、日本人に対する差別的な発言が明るみになったバルセロナのフランス代表コンビの釈明を、中国メディアが糾弾した記事を再掲する。

記事初掲載:2021年7月6日

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 バルセロナに所属するフランス代表FWウスマンヌ・デンベレのコメントが“炎上”している。

 24歳のアタッカーは、チームメイトで同胞のアントワーヌ・グリエーズマンとともに、日本人に対して差別的な言動をしたとされる過去の動画が流出。騒動となっている。

 2019年夏、バルセロナがプレシーズンツアーで来日した際、ホテルの一室でTVゲームのセッティングを行なう日本人スタッフについて、デンベレは「この醜い顔は、PES(日本名『ウイニングイレブン』)をプレーするためにいる。恥ずかしくないのだろうか」とグリエーズマンに話しかけた。

 さらに、日本人スタッフ対して、「どんな言語なんだ、これは?」「君たちは技術的に進んでいるのか、いないのか。国としては発展しているはずだよな?」とフランス語で小バカにするような発言をしていたのだ。

【関連画像】日本人スタッフを侮辱か。流出した問題の動画の静止映像
 この映像が流出して騒ぎになったため、デンベレは7月5日、インスタグラムのストーリーで次のようなメッセージを発信した。

「最近、インターネットで2019年のプライベートな映像が出回っている。このシーンはたまたま日本での出来事だった。地球上のどこで行なわれていてもおかしくないし、僕は同じ表現を使っただろう。

 これはどこかのコミュニティをターゲットにしたわけではなく、このような表現は、プライベートでも友人の間では、その出身地にかかわらず使うことがある。ただ、このビデオは公開されており、この映像に映っている人々を不快にさせる可能性がある。だから、彼らに心からの謝罪を捧げる」

 このコメントは火に油を注いでしまったようだ。中国メディア『新浪体育』は、中国のファンの多くが、「この謝罪が誠実ではないと考えている」と指摘。次のような声があがっていると伝えている。

「これは謝罪ではない。デンベレの薄っぺらい火消しだ。このコメントは、日本人だけでなく、世界中のどこの人間もバカなやつだと思っていると言っているように聞こえる」

「この謝罪はなんて戯言だ。デンベレは出身地に関係なく、『アジア人みんなを差別している』と言いたかっただけだ」

 また記事は、グリエーズマンも「僕に対する非難に対しては断固として反論するとともに、日本人の友人たちを傷つけてしまったのなら謝罪したい」とのコメントを発表したことも紹介。

 日本のファンから、「友人というのはやめてくれ。私たちの友達だとは思わない。これは謝罪ではなく、ただの言い訳だと思う。二度とアジアに来ないで!」という声があったとも報じている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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