今年も残すところ1週間を切った。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回はクリスチアーノ・ロナウドが、マンチェスター・ユナイテッド復帰2戦目で起こした"事件"をピックアップ。スーパースターが見せた心優しい振る舞いが話題となった。

記事初掲載:2021年9月15日

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 スーパースターの粋な計らいが注目されている。

 現地時間9月14日に行われたチャンピオンズ・リーグ(CL)のグループステージ第1節でマンチェスター・ユナイテッドは敵地でスイスのヤングボーイズと対戦した。

 この試合で13分に先制ゴールを挙げたのが、クリスチアーノ・ロナウドだ。週末のニューカッスル戦で2ゴールを挙げ、華々しい復帰戦を飾ったエースは、同胞MFブルーノ・フェルナンデスのアウトサイドクロスに合わせ、いきなり公式戦2試合連続ゴールを挙げてみせた。

 だが、このポルトガル代表FWには、試合前にある“事件”が起こっていた。シュート練習のボールが逸れ、近くにいた女性警備員に直撃してしまったのだ。

 アルゼンチンの『Ole』紙など各国メディアが報じたところによれば、倒れたその女性に心配そうに駆け寄ったC・ロナウドは謝罪の言葉をかけたという。幸い大事には至らなかったようだ。

【画像】シュートを当ててしまい、心配そうに駆け寄るC・ロナウド
 
 そんな騒動がありながら、試合ではきっちりシュートを枠に収めた7番の活躍でリードを奪ったユナイテッドだが、35分にDFアーロン・ワン=ピサカが敵MFの足を踏みつけてしまい一発退場。これで流れが変わり、66分に追いつかれると、後半アディショナルタイムに、C・ロナウドと交代で入ったジェシー・リンガードの痛恨のミスから逆転ゴールを奪われ、まさかの黒星を喫した。

 交代後もベンチで大声を出して味方を鼓舞していたC・ロナウドが悔しさを露わにしたのは想像に難くないが、それでもその女性のことを忘れていなかった。

 試合後に、自身のユニホームをプレゼントしたのだ。その警備員はさっそくシャツを着用し、ハートマークを作るポーズを取って写真に収まっていた。スーパースターの温かい振る舞いに、さぞ感動したことだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【画像】プレゼントされたユニホームをさっそく着用する女性警備員

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