ブンデスリーガのフランクフルトに所属する元日本代表主将の長谷部誠は、2022年6月末までクラブと契約を結んでいる。来年1月には38歳になるベテラン戦士だが、現地紙などによれば、どうやらクラブはさらに1年の契約延長を考えているようだ。

 そんななか、現地時間12月26日付けで、独紙『BILD』のエリク・ペターズ記者は「契約延長のニュースは何よりも私にとってうれしいクリスマスイブの知らせだ」と綴っている。

「彼は来年1月に38歳を迎える。アーリング・ハーランドやロベルト・レバンドフスキ、マヌエル・ノイアーといったスーパースターたちが偉業を達成しているなか、私にとってドイツで最も印象的な選手が、フランクフルトに所属する日本人のプロフェッショナルだ。彼はブンデス最年長であるが、単純にプレーが通用しているのではない。抜きんでているのだ」
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 そして、今シーズンは「これまでのブンデスのキャリアで最も高いデュエル勝利数を記録(58%)し、パス成功率は89%にのぼる」とデータを紹介し、「この年齢になってもパーソナルな記録を伸ばし、オリバー・グラスナー監督のもとで成長している。フットボールのスタイルは変遷し、よりフィジカル面、スピード面が高まった近代サッカーにおいて、この事実は非常に評価に値するものだ」と絶賛した。

 また、「普段は穏やかなハセだが、ピッチ上では戦士に変わる」とフィールド上での闘志あふれる姿勢も高く評価し、「何よりもチームに必要な存在である」と綴っている。

「彼が不在の間、フランクフルトは低迷した。グラスナーは就任後にベテランのハセをチームに含めなかったが、それは失敗に終わっている。フランクフルトがようやく勝ち始めたのは、長谷部が3バック中央のリベロを務めるシステムを再び採用してからだ。両隣でプレーするトゥタや、エバン・エヌディカが成長しているのもわかる。チームが落ち着いて試合に臨むことができている。だからこそ、長谷部の契約延長はチームにとってこれ以上ない正解だと言えるのだ」

 今シーズンは9試合に出場している長谷部。起用のきっかけはオーストリア代表DFマルティン・ヒンターエッガ―の負傷に伴う欠場だったとはいえ、グラスナー監督はヒンターエッガ―復帰後も、大切な試合で長谷部を起用し、チームの調子は上向いている。

 ウインターブレイク明けの1月9日に行なわれるリーグ再開戦は、強豪ドルトムントとのホームマッチとなる。ベテラン戦士に出番が与えられるのか、現地でも注目が集まりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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