ラ・リーガで近年躍進著しいクラブのひとつがレアル・ソシエダだ。今シーズンも開幕以来好調を維持し、2年連続で参戦しているヨーロッパリーグもグループステージを2位で通過。ラ・リーガでも年末に差し掛かりチームを支えていた守備力にやや陰りが見られるとはいえ、上位(6位)に食い込んでいる。

 充実しているのはスポーツ面だけではない。経営面でも過去最大を更新する21−22シーズンの年間予算(1億3600万ユーロ=約177億円)が、先日承認されたばかりだ。もちろん、経済力の向上はチーム強化にもプラスに作用し、12月27日にはパリ・サンジェルマンの実力者ラフィーニャの獲得を発表。過去に頻発した主力の引き抜きに遭うケースも最近はめっきり減ってきている。
 
 そのクラブの成長の象徴が、1993年の開設以来、長く批判の対象となっていた陸上ピッチが撤去されたホームスタジアムだろう。R・ソシエダの2代目ホームスタジアム、『アトーチャ』が使用されていた時代(1913〜93年)のサポーターの熱量がようやく取り戻された。

 バスク地方ナンバーワンの名門クラブとしての地位はアスレティック・ビルバオで動かないが、R・ソシエダの立ち止まることなく歩みを続けるその姿勢からは、A・ビルバオの座を少しでも脅かし、ラ・リーガのトップクラブの仲間入りを果たそうという強い意気込みが伝わってくる。

 後半戦の戦いにも注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】「美人すぎる」、「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】C・ロナウド、ネイマール、アグエロ、ポグバetc…世界的名手たちが誇るスーパーカーを厳選&一挙紹介!