現地時間1月1日に開催されたプレミアリーグ第21節で、勝点35で4位のアーセナルは、同50で首位のマンチェスター・シティとホームで対戦。新型コロナウイルスに感染し、出場が不安視されていた冨安健洋は定位置の右SBに入り、リーグ戦2試合ぶりに復帰を果たした。

 先手を取ったのはアーセナルだった。31分に左SBキーラン・ティアニーからのグラウンダーのパスにブカヨ・サカがダイレクトで合わせた。その後もホームチームのペースで試合は推移するが、57分にPKでリャド・マハレズに同点ゴールを許し、その2分後にはガブリエウ・マガリャンイスが2枚目のイエローカードを受け退場となると、流れが一変。目下リーグ戦10連勝中のシティに押し込まれる時間が続く。

 そして後半アディショナルタイムにゴール前混戦となったところを最後はロドリに押し込まれ、痛恨の勝ち越し点を献上。アーセナルはそのまま1-2でタイムアップの笛を聞き、リーグ戦5試合ぶりの黒星を喫した。
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 チームは敗れたものの、冨安は復帰明け早々フル出場し、マッチアップしたラヒーム・スターリングの動きを封じるなど、堅実な守備で健在ぶりをアピール。攻撃でも相手2人の間を抜く、絶妙なパスをペナルティエリア内のアレクサンドル・ラカゼットに通すなど、見せ場を作った。
 
 昨季王者相手に見せたこのハイパフォーマンスに現地メディアも高評価で、『The Sun』は採点記事で7点を付け、こう伝えている。

「スターリングやデ・ブルイネに攻め込まれた際も、身体を張ったプレーを見せ、ガナーズにとって嬉しい復帰となった。タケヒロ・トミヤスは、持ち前のディフェンス力を発揮し、シティをほとんど寄せ付けず、同時に1、2本の適切なクロスを供給した」

 さらに『Squawka』はトーマス・パーテイと並ぶチームトップタイの8点評価で、「スターリングをポケットに入れ、決して外に出さない。素晴らしいプレーだった。タックル3回、インターセプト3回、クリア5回。特にアーセナルが10人になった後のプレーは素晴らしかった」と絶賛。6点を付けたスターリング側の寸評には、「両サイドで常に動き回り本当によく守ったが、トミヤスには勝てなかった」と記している。

 勝点を掴むことはできなかったが、冨安が加入直前に行なわれた前回対戦(●0-5)とは、全く別チームの戦いを見せたアーセナル。日本代表DFの影響力の大きさが改めて分かる結果ともなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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