ついに年が明け、2022年となった。本稿では、2021年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、東京オリンピックのフランス戦で、現地取材していた仏紙の記者にU−24日本代表の印象について訊いた記事を再掲する。

記事初掲載:2021年7月29日

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 7月28日に行なわれた東京五輪のグループステージ最終節で、U-24日本代表は強豪フランスを4−0で撃破。出場16か国中唯一の3連勝で、グループAの首位通過を決めた。

 引き分け以上で首位が確定する日本は、ここまで1勝1敗と後がないフランスに対し、序盤から主導権を握る。そして、27分に久保建英が先制ゴールを挙げると、その7分後にも久保が起点となった攻撃から、上田綺世のシュートのこぼれ球を酒井宏樹が詰めて追加点。前半で2点をリードした。

 ちょうど記者席の隣の列に、硬い表情のフランス人ジャーナリストたちが陣取っていた。ハーフタイムに声を掛け、そのなかのひとり、大手紙『L'EQUIPE』のアントニー・クレメント記者に日本の印象を訊いてみた。

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「日本はスピードがあってインテンシティが高い」

 そう感心した様子で語った同記者に、とくに印象に残った選手も挙げてもらった。

「衝撃を受けたのはクボ、そしてサカイだ。クボはとても速いドリブルができ、当たりにも強い」

 昨シーズンまでマルセイユでプレーしていた酒井については、よく知っている様子だったが、厳しいマークを掻いくぐって躍動した7番のパフォーマンスには、驚かされたようだ。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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