ブンデスリーガのビーレフェルトに所属する日本人MF奥川雅也は、現地時間1月8日に行なわれた第18節フライブルク戦で今シーズン6点目をマーク。2点を先行されて迎えた60分、左サイドから切り込み、右足を振り抜いたシュートはGKの頭上を越え、ゴール右上のネットを揺らした。

 このゴールで息を吹き返したビーレフェルトは87分にも追加点を挙げ、好調なフライブルクを相手にドローに持ち込み、勝点1ポイントを得た。

 チーム内トップのゴール数で突き進む日本人MFに、現地メディア『One Football』も高く評価している。同メディアが選出する「ブンデスで好調な選手トップ10」が11日に更新され、奥川は「今やクラブの象徴となった」と称えられ、前回の更新時の6位から4位に順位を上げた。
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 1位はバイエルンのロベルト・レバンドフスキ、2位がトーマス・ミュラー、3位がRBラプツィヒのクリストファー・ヌクンクという、リーグ上位チームの選手が名を連ねるなかで、リーグ17位と低迷しているビーレフェルトからの選出というのは異色だ。

 しかし、それに見合う活躍をしていることも確かだ。今シーズンの奥川は、ドルトムント戦(第9節)を除く17試合に出場し、直近8試合は先発に定着。チーム内の得点王であり、昨シーズンにともにプレーしたMF堂安律の5ゴールという記録も塗り替えた。

 指揮官のフランク・クラマーは「彼の姿が見えなかったとしても、次の場面には必要な場所にいて、ゴールを脅かす。彼はいつも、敵のゴールを狙っているんだ」と厚い信頼を寄せている。
 
 次節は18位のグロイター・フュルトとの対戦を控える。17位といえど、13位ヘルタ・ベルリンとのポイント差は3と、勝利すれば降格圏脱出の可能性は十分ある。3試合連続ゴールというクラブレコードに並んだ25歳のアタッカーは、名実ともにクラブの救世主となれるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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