現地時間1月15日、海外遠征中の韓国代表がトルコ・アンタルヤでアイスランド代表とテストマッチを戦い、5-1の大勝を収めた。
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 1月10日に現地入りし、ワールドカップ最終予選に向けた調整をはじめた“ベント・コリア”。欧州で活躍する主力はまだ合流しておらず、Kリーグの選手を中心とした25名で臨んでいる(国外組は柏レイソルのGKキム・スンギュのみ)。すべては27日のレバノン戦、2月1日のシリア戦と続くアウェー2連戦に向けた準備で、並々ならぬ意欲を示している。

 国内組だけで戦ったアイスランド戦で快勝を収め、パウロ・ベント監督も満足気だ。「良いスタートを良いチームパフォーマンスで飾れた」と笑顔を見せ、「選手たちはオフが明けてまもないが、それでも高いモチベーションで取り組んでくれている。とても良いムードだ」と目を細める。欧州の代表チームとの試合で、5得点を挙げたのは同国史上最多。東京五輪に出場した若手らが存分に存在をアピールした。

 しかし、ポルトガル人指揮官の気分は晴れない。やはり悩みの種は、攻撃の二枚看板であるソン・フンミン(トッテナム)とファン・ヒチャン(ウォルバーハンプトン)の負傷だ。4−2−3−1(あるいは4−4−2)システムにあって、両翼を担う2選手は欠かせない攻撃の柱だが、アウェー2連戦に間に合うどうかが微妙な情勢なのである。

 年明けのリーグカップで筋肉系の故障に見舞われたソン・フンミンは、いまだ全治が不明だ。1月20日前後に復帰できるとも、2月中旬にずれ込むとの情報もある。年末にハムストリングを傷めたファン・ヒチャンはすでにウルブスのチーム練習に復帰しているが、こちらも別メニュー調整で、実戦復帰の目途はまだ立っていない。

 ベント監督は「彼らはチームにとってとても重要な選手だ。対戦相手に脅威を与えられる存在だからね。一日も早い回復を祈るばかりで、情報をこまめにチェックして精査したうえで、最終的な判断を下すことになる。もしダメなら、解決策を模索するしかない」と話している。

 アイスランド戦では左サイドにソン・ミンギュ(全北現代)が、右サイドにはクォン・チャンフン(金泉尚武)がテスト起用され、後者が1得点を挙げるなど及第点の内容を披露した。とはいえ、二枚看板は最終予選を通じて不動の存在。その穴を補えるかどうかは不透明で、21日に同地で行なわれるモルドバ戦でもテストが繰り返されるだろう。
 

 最終予選グループAで韓国は勝点14で現在2位。首位イランとは2ポイント差で、3位のUAEには8ポイントの差を付けている。今回のアウェー2連戦で連勝を飾れば早々にワールドカップ本大会出場を決められるが、勝点を延ばせない、あるいは連敗でもするようだと混戦になだれ込む可能性がある。

 はたして、ソン・フンミン&ファン・ヒチャンは間に合うのか。韓国サッカー界はさぞやヤキモキしていることだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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