横浜FCでプロ26年目を迎えた中村俊輔が1月20日、和歌山キャンプ中にオンライン取材に対応。今冬にチームを去った三浦知良について言及した。

 カズの新天地は、実兄の三浦泰年が指揮を執るJFLの鈴鹿ポイントゲッターズ。日本サッカー界の象徴的存在の退団を、俊輔は「単純に寂しい」と明かす。

 俊輔が横浜FCに加入したのは、2019年の夏。カズとチームメイトになった当時、こんなふうに語っていた。

「カズさんの前では、恥ずかしいプレーはできないし、したくない。サボれないし、この人にサボっている姿や、ミスしているところを見られたくない。それは、監督に見られるのと、また違った感じ。
 
 カズさんに良いボールを出したいし、点を決めてほしい。そう思わせてくれる人って、なかなかいない。有名だからとかではなく、やっぱりその人柄によるところが大きい。とにかく、めちゃくちゃ緊張する」

 偉大なる先達のサッカーと向き合う姿勢に感化された。

「パスコントロールの練習のとき、ちょっとずれただけで、カズさんは『あ、ゴメン』って謝る。それは意識が高いからこそ。意識の高さ、練習のときの取り組み方の熱量がすごく高いから。それは自分も意識してやっています」
 
 カズが身を持って示したもの。「それを、個人としてもチームとしても大事にしていきたいと思う」。

 今季のチームの始動前、自主トレの時にカズには挨拶したという。「俊らしいプレーをして頑張れ」と声をかけられた。俊輔は「ありがとうございました。また一緒にやれたらいいですね」と感謝を伝えた。

取材・文●広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

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