現地時間4月23日、ブンデスリーガ第31節の大一番、首位バイエルンが2位のドルトムントをホームに迎えての“デア・クラシカー”が開催された。

 ここまで勝点72を積み上げ、9ポイント差の宿敵に勝てば、欧州5大リーグでは初となる10連覇が決定するバイエルンは15分、CKをゴレツカが頭で落とし、ニャブリがワントラップからボレー。鮮やかな一撃で、あっさり先制ゴールを奪う。

 史上初のデア・クラシカーでの優勝決定を阻止したいドルトムントは27分、エースのハーランドが裏に抜け出るも、右足のシュートは枠を外れる。

 すると33分、ショートカウンターからミュラーのラストパスを受けた主砲レバンドフスキが左足で冷静に流し込み、ホームチームが追加点を奪取。ポーランド代表FWは、これが今シーズン33点目となった。

【動画】ワントラップから鮮やかなボレー!ニャブリが決めた圧巻の先制弾
 2点のリードで折り返した絶対王者は、後半開始早々にキミッヒがロイスを倒してPKを献上。これを元バイエルンのジャンに決められ、52分に1点を返される。

 これで息を吹き返したドルトムントにその後もチャンスを作られるも、守護神ノイアーを中心に防ぐ。

 83分には、途中出場のムシアラがゴール前の混戦から追加点を奪って勝負あり。3-1でライバルを下したバイエルンが、前人未到の10連覇を達成。32回目の戴冠を果たした。

 新たにナーゲルスマン監督を迎えた今シーズンは、ボルシアMGとの開幕戦こそ引き分けたものの、2節から5連勝のロケットスタート。7節のフランクフルトで初黒星を喫するも、そこからまた4連勝を果たし、2位以下を一気に突き放した。

 新指揮官が導入した攻撃的スタイルにより、2月のボーフム戦に2-4で敗れるなど、不安定な試合もあった。チャンピオンズ・リーグでは準々決勝でビジャレアルに不覚をとるなど、欧州の舞台では苦杯をなめてもいる。

 それでも、追ってくるライバルが不在のなか、ブンデスリーガでは最多得点・最少失点と図抜けた存在で、タレント軍団を巧みに操舵した34歳の若き指揮官の手腕も光った。

 バイエルンの時代はどこまで続くのか。いまのところ、ドイツ国内に対抗できるチームは見当たらない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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