元イングランド代表MFダニー・マーフィー氏が、アーセナルのGKアーロン・ラムスデイルが大一番で見せたセレブレーションに不快感を示した。

 4月23日に開催されたプレミアリーグ第34節で、5位のアーセナル(勝点57)は、6位のユナイテッド(同54)とホームで対戦。2―0から前半のうちにクリスチアーノ・ロナウドに1点を返されるも、70分に3点目を奪い、3―1でチャンピオンズ・リーグの出場権を懸けたビッグマッチを制した。

 マーフィー氏が問題視したのは、2―1で迎えた57分、ヌーノ・タバレスのハンドで献上したユナイテッドのPKのシーンだ。

 ホームチームは同点に追いつかれる絶体絶命のピンチとなるが、ブルーノ・フェルナンデスのキックは右ポストに直撃し、窮地を脱出。すると、頭を抱えるB・フェルナンデスとは対照的に、ラムスデイルはまるで自分が止めたかのようなド派手なガッツポーズを繰り出し、感情を爆発させた。
【動画】PKのキックはポスト直撃!アーセナル守護神はまるで自分が止めたかのように…

 かつてリバプールやトッテナムでプレーした45歳は、25日に現地メディア『talkSPORT』の番組で、相手への挑発にも取られかねないこの振る舞いに言及。「イングランド代表の正守護神になりたいのなら、感情をコントロールしないと。試合はまだ終わっていない」と、代表ではジョーダン・ピックフォードに次ぐ、2番手以下の立場にある23歳に苦言を呈している。
 
「セーブしたのではなく、ポストを叩いたんだ。彼は一瞬、自分がどこにいるのか忘れてしまったね。感情的になりすぎると、自分のパフォーマンスを損なうことになると私はいつも思っている。私が監督だったら、『二度とするな』と言うだろうね。

 感情を抑えた最高の例はピックフォードだ。だから彼はまだイングランドのナンバーワンなんだ。もしラムスデイルがピックフォードの後を継ぐことを視野に入れているのなら…。パッションは悪いことではないし、ペナルティをセーブしたなら理解できるけど、彼はセーブしたわけではないからね」

 また、同氏は現在のラムスデイルのボスであるミケル・アルテタにも意見。やはり冷静さの重要性を説いている。

「幸運なことに、私の最高の監督のうち2、3人は、とても穏やかで、リラックスした人たちで、決して我を忘れるようなことはなかったね。アルテタはもう少し抑えるべきだ」

 淡々と仕事をこなす職人気質の選手もいれば、闘志を前面に出して戦う選手もいる。マーフィー氏は、前者の方が成功への道が近いと考えているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】「子ども扱い」途中出場から1分でC・ロナウドを翻弄→イエローカードを誘発する冨安

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!