現在マジョルカにレンタル中のタケ・クボ(久保建英)は、来シーズンにレアル・マドリーに復帰できるのか。マジョルカの2人のOB、監督も務めたミケル・ソレール(1965年ジローナ生まれ)と、レジェンドのパコ・ソレール(1970年マジョルカ生まれ)に話を訊いた。

 タケはマドリー復帰を希望していると伝えられているが、ミケル・ソレールもパコ・ソレールも、「タケがこれまで見せてきたプレーレベルだと厳しいだろう」と口を揃える。

 マドリーでは熾烈なポジション争いが待っているが、パコ・ソレールが懸念するのもやはりその点だ。

「マドリーがどのような構想を持っているのか分からないが、タケがプレーするポジションには、高いパフォーマンスを発揮している選手がひしめいている。タケが居場所を確保するには、強力なライバルを凌駕しなければならないわけだ。それだけ要求レベルも高くなる」

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 ヨハン・クライフ率いるドリームチーム時代のバルセロナでプレーした経験のあるミケル・ソレールも、トップクラブの一員としてプレーすることの難しさを強調する。

「今後数か月の間に大きな変貌を遂げない限り、復帰の可能性はゼロに等しいと思う。すでに実績を残している選手たちからポジションを奪わなければならないし、マジョルカで見せているプレーが、マドリーのテクニカルスタッフが復帰させようと決心させるほどの内容であるとも思えない」

 それでも、大物ストライカーが加入がプラスに働く可能性もあると続けた。

「可能性があるとすれば、(アーリング)ハーランドと(キリアン)エムバペを獲得したケースだろう。そうなれば、実績のある(マルコ)アセンシオやロドリゴよりも、タケのような選手のほうがバックアッパーとして使いやすいと考えるかもしれない。マドリーのようなトップクラブでプレーすることは簡単ではないんだ。それこそデビューした試合の最初の1分から活躍しなければならない」

取材・文●エレナ・ガルシア(ディアリオ・デ・マジョルカ紙マジョルカ番)
翻訳●下村正幸

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