4月28日のヨーロッパリーグ(EL)準決勝の第1レグで、ホームのウェストハムを2-1で破ったフランクフルト。その中で感銘を受けたひとりが、2シャドーの一角でプレーした鎌田大地だ。

  決勝点を奪った日本人アタッカーは、明らかに攻撃で違いを作り出していた。我々ウェストハムの側からすると、実に捕まえづらい厄介な選手だった。

 躍動する鎌田の姿を見て、3年前にレッドブル・ザルツブルクに在籍していた南野拓実がチャンピオンズ・リーグのリバプール戦で、素晴らしいパフォーマンスを見せた時のことを思い出した。彼は、オーストリア王者の中で異彩を放っていた。

 しかし、その後のリバプールへの移籍は、あまりにも急なステップアップだったと思う。分厚いアタッカー陣に阻まれ、いまだに満足な出場機会を得られていない

 鎌田もすでにいくつかのプレミアクラブのレーダーに乗っているのは間違いない。そして、ウェストハム戦のパフォーマンスで、その数が増えた可能性もある。ただ、継続的なプレー時間を得られるように、賢明にクラブを選ぶ必要がある。

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 南野の例を見ても、もし鎌田がプレミアリーグに移籍するのであれば、中堅クラブがいいだろう。近年、上位が常連となっているウェストハムを相手に、あれだけ余裕を持ってプレーできたのだから、攻撃面では十分に通用するはずだ。

 ただ、守備面は改善しなければならない。フランクフルトよりも強度の高い守備を求められる。試合のペースが似ているため、ブンデスリーガからプレミアへの移籍は比較的スムーズのはず。その点は利点だろう。

 彼は25歳なので、ステップアップするには最適な年齢だ。このウェストハム戦が、イングランド行きを後押しするかもしれない。

取材・文●スティーブ・マッケンジー(サッカーダイジェスト・ヨーロッパ)

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