マンチェスター・ユナイテッドのラルフ・ラングニック暫定監督が、クラブの対応を嘆いた。現地紙『The Sun』が5月6日付けで伝えている。

 成績不振によりオレ・グンナー・スールシャール監督を解任し、昨年11月からラングニック体制に舵を切ったユナイテッドだが、思うように勝ち星を積み上げられず。残り2試合の時点で首位の宿敵マンチェスター・シティとは25ポイント差をつけられ、4位のアーセナルとも5ポイント差と、チャンピオンズ・リーグ(CL)の出場権獲得も絶望的となっている。

 苦戦の理由はいくつか考えられるが、その1つは今冬の動きにあるとドイツ人指揮官は考えているようだ。

 エディソン・カバーニが怪我に悩まされ、アントニー・マルシアルはセビージャへ期限付き移籍。さらにメイソン・グリーンウッドは、暴行問題で移籍期限の前日に出場停止になるなど、攻撃陣が続々と離脱している状況にもかかわらず、クラブの役員会が補強を阻んだと明かしている。

「私は役員会に、少なくとも話し合い、分析し、レンタルか完全移籍かで獲得可能かを見極めるべきではないかと言った。結局、答えはノーだったよ。もしかしたら、彼らは冬のビジネスをやりたくなかったのかもしれない。

 グリーンウッドが使えないことも、マルシアルがすでにローンで去っていることも分かっていたので、この48時間の間に契約しようとすべきだったのかもしれない。それにカバーニが少なくとも10試合中8試合に出られない可能性があることも認識していた」

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 ラングニック監督は、他クラブが1月にストライカーの補強を行なった例として、ルイス・ディアス(ポルト→リバプール)、フリアン・アルバレス(リーベル・プレート→シティ。来夏まではリーベルでプレー)、ドゥシャン・ヴラホビッチ(フィオレンティーナ→ユベントス)の名を列挙。記者からは「そのうち誰を獲得できたと思うか」と尋ねられると、こう答えている。

「分からない。でもさっきも言ったように、少なくとも内部で話し合うべきだったかもしれない。必要なことかもしれないし、重要なことかもしれない。少なくともやってみるべきだったと思う。だけど我々はそうしなかった」

 周知の通り、ディアスは前人未到の4冠を目指すリバプールで、すぐさまポジションを掴み、CLの決勝進出にも貢献。マイナスだけで上積みなしで冬を越したユナイテッドにも、新たな血が注ぎ込まれていれば、順位はもう少し違っていたのかもしれない。

 今夏の市場では、コンサルタントとして、エリク・テン・ハーグ新監督を支える立場にあるラングニックの要求に、クラブはどれだけ応えられるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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