昨年は青森県の強豪・青森山田が高円宮杯プレミアリーグEAST、夏のインターハイ、冬の選手権で頂点に輝き、3冠を達成。高校サッカー界に旋風を巻き起こした。今季は4月にプレミアリーグ、プリンスリーグが開幕。また7月24日に開幕予定の全国高校総体へ向け、すでに地域によっては予選を戦っているチームもある。

 熾烈な争いのなかで、どんな逸材が頭角を現すのか。本稿では、今後プロ内定を勝ち取りそうな大注目のプレーヤーや、春先から一気に評価を高めている上昇株、知られざるダイヤの原石など、編集部が厳選した300人の注目選手を紹介する。第2回目となる今回は、中国・四国編だ。

――◆――◆――
 
※実績の表記は下記の通り。
U-00=年代別日本代表(2020年〜2022年実績)、高校選抜=日本高校選抜

【中国・四国】
No.051
MF
福田秀人(米子北/3年/163センチ)
プレースタイル:チャンスメーカー
実績:U-17高校選抜
小柄な体格を苦にしないずる賢さが目を引く選手で、相手が考える裏を常に選択し、見せ場を作る。本職はFWだが、ボランチとしてチームのかじ取り役を任される今年は「間でボールを受けること、シュートに繋がるパスをしっかり出せるよう意識している」と口にする。

No.052
MF
肥塚秀斗(立正大淞南/3年/178センチ)
プレースタイル:ダイナモ
プレーに派手さはないが、彼がいるのといないのではチームが大きく変わる。常に欠かさない予測と初動の速さでピンチの芽を摘み取るボランチだ。昨年末に同タイプである淞南OB稲葉修土(J2秋田)からのアドバイスを受け、回収技術がさらに増した。

No.053
MF
田口裕真(岡山学芸館/2年/170センチ)
プレースタイル:ドリブラー
「相手にボール奪われないところ、1対1の仕掛けの部分が自分の特徴」。言葉通り、高い技術力としなやかな身のこなしを活かしたドリブルは、ピカイチ。入学当初から、高原良明監督が一目置いてきたアタッカーで、鋭い突破でサイドを崩して決定機を量産する。

【PHOTO】2022年の高校サッカー界を彩る注目選手を写真でチェック!〜中国・四国編

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No.054
MF
江川楓(瀬戸内/3年/174センチ)
プレースタイル:司令塔
実績:U-17高校選抜
優れた状況判断力と正確なキックを活かして、3列目からゲームを作るプレーメーカー。「怖さを出せる選手、試合を決める選手になりたい」と意気込む今年は苦手としていた守備で奮闘するだけでなく、ゴール前への関与も増加。ワンランク上の選手へ変貌中。

No.055
FW
山本吟侍(高川学園/2年/177センチ)
プレースタイル:ザ・ストライカー
風貌やプレーからストライカー感が漂う選手だ。ペナルティエリア内への抜け出しや泥臭さを活かしたシュートなど、ゴールに直結する働きが目を引くが、中学の途中まではボランチだったため、足もとの技術も一定以上。「フィルミーノ選手が好きなので、点が獲れて周りも使える選手になりたい」と話す。
 
No.056
MF
菊池亜門(四国学院大香川西/3年/181センチ)
プレースタイル:スピードスター
サッカー選手としての潜在能力は、今年の代でも屈指。50メートルを6秒代前半で走れる181センチのレフティーで、試合での走行距離やスプリント回数もプロ基準でこなせる。昨年までは試合ごとの波の激しさが課題だったが、プレーの安定感が出始め、覚醒の予感漂う。

No.057
MF
前田快(大手前高松/3年/175センチ)
プレースタイル:チャンスメーカー
川上暢之監督が「将来、プロになれる選手」と太鼓判を押す選手で、魅力はボールを失わない力。的確なパスで攻撃のリズムを作りながらも、機を見ては巧みなドリブルで相手陣内を切り裂き、得点に関与する。高校入学後はスローインの飛距離が伸び、今では大きな武器になっている。

No.058
GK
藤澤芭琉(徳島市立/3年/188センチ)
プレースタイル:ビッグセーバー
実績:U-16候補、U-17高校選抜
188センチの高身長を活かしたハイボールの強さに加え、俊敏性を活かしたシュートストップも持ち味。入学直後から世代別代表やU-17高校選抜を経験し、意識も高まっている。今年は地元開催のインターハイで躍進を狙うチームの中心として、声でもチームを牽引する。
 
【その他の注目選手】
※表記は左からNo. 、ポジション、名前(所属/学年/身長)、タイプ、実績
059 GK 伊藤満(小野田工/3年/182センチ) ビッグセーバー
060 DF 野田徹生(米子北/3年/171センチ) ディフェンスリーダー
061 DF 春名倖生(就実/3年/170センチ) ダイナモ
062 DF 山田満一ムヤヤ(崇徳/3年/187センチ) エアバトラー
063 DF 岡楓太(高川学園/3年/176センチ) ディフェンスリーダー
064 DF 青木亮太(西京/3年/180センチ) 司令塔
065 DF 河合侑馬(徳島市立/3年/177センチ) クロッサー U-17高校選抜
066 DF 山田拓(新田/3年/179センチ) ディフェンスリーダー
067 DF 多田晴登(高知中央/3年/174センチ)クロッサー
068 MF 有富達哉(大社/3年/170センチ) バランサー
069 MF 大久保竜磨(作陽/3年/172センチ) 司令塔
070 MF 山田蒼(岡山学芸館/3年/173センチ) バランサー
071 MF 市村海晴(玉野光南/2年/164センチ) クロッサー
072 MF 稲井迅(創志学園/3年/172センチ) ダイナモ
073 MF 小川瑛慎(広島工大高/3年/170センチ) 司令塔
074 MF 冨士村優(徳島商/2年/171センチ) スピードスター U-16候補
075 MF 濱﨑遼真(徳島北/3年/166センチ) 司令塔
 
076 MF 山田晃市(四国学院大香川西/3年/167センチ) ドリブラー
077 MF 鍋島愛翔(高松商/3年/165センチ) ドリブラー
078 MF 薦田大翔(今治東/3年/162センチ) 司令塔
079 MF 武田健汰(帝京五/3年/175センチ) チャンスメーカー
080 MF 幸春登(済美/3年/164センチ) 司令塔
081 MF 松井貫太(高知/2年/165センチ) チャンスメーカー
082 MF 澤田馬瑠(明徳義塾/3年/174センチ) クロッサー
083 FW 松原巧武(鳥取城北/3年/179センチ) エアバトラー
084 FW 香西銀二郎(立正大淞南/3年/170センチ) ザ・ストライカー U-17高校選抜
085 FW 今井拓人(岡山学芸館/3年/174センチ) スピードスター
086 FW 澤田佳憲(瀬戸内/3年/176センチ) チャンスメーカー U-17高校選抜
087 FW 藤井颯天(広島皆実/3年/172センチ) スピードスター
088 FW 中谷颯太(広島皆実/3年/180センチ) ポストワーカー
089 FW 大津晋太郎(大手前高松/3年/181センチ) ポストワーカー
090 FW 大川遼(高知西/3年/175センチ) ポストワーカー

取材・文●森田将義
構成●高校サッカーダイジェスト編集部

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