アンジェ・ポステコグルー監督の就任1年目でスコットランドの王座に返り咲いたセルティックに、日本人選手たちが大きく貢献してきたのは言うまでもない。

 オーストラリア人監督は昨夏、ヴィッセル神戸から古橋亨梧を獲得。すると、古橋はシーズン前半戦でゴールを量産し、リーグカップ決勝戦で2ゴールを挙げてチームにトロフィーをもたらすなど、一気にブレイク。スコットランドサッカー界とセルティック・サポーターの新たなアイドルとなった。

 古橋の活躍が後押しとなり、ポステコグルーは冬のマーケットで横浜F・マリノス時代の教え子である前田大然や、川崎フロンターレから旗手怜央、ガンバ大阪から井手口陽介を獲得。かつて中村俊輔や水野晃樹が在籍したセルティックには、合計4人の日本人選手が所属するようになった。

 井手口はデビュー直後に負傷離脱を強いられたこともあり、思うように出場機会を得ることができなかったが、前田と旗手はそれぞれタイトル獲得に貢献した。

 前田はデビュー早々に初ゴールを決めると、電光石火のスピードと、労を惜しまない献身的な運動量で高い評価を受けた。旗手は徐々に疲労の色を隠せなくなっていったものの、2月のレンジャーズとのダービーで2得点・1アシストと活躍するなど、特に加入当初に大きなインパクトを残した。

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 英公共放送『BBC』は5月12日、「セルティックの監督は、キョウゴ、ハタテ、マエダにこれ以上を求めることができなかっただろう」と、3人の日本人選手たちを称賛している。

「キョウゴは実質的にシーズンの半分を欠場したが、リーグ戦で10得点を挙げた。18試合欠場がなければ、どれだけ得点を量産していただろう」

「ハタテは最近活躍していないが、それは驚くことではない。この15か月で彼はJリーグ、スーパーカップ、天皇杯、アジア・チャンピオンズリーグ、オリンピック、国際親善試合、スコットランド・プレミアリーグ、スコティッシュカップ、カンファレンスリーグを戦ってきたのだ。何度も地球を横断しながら、67試合に出てきたのである」

「マエダも同様だ。彼も昨年からクラブと代表で65試合に出場してきた。息をつく間がないほどだ。それでも、彼は疲れているように見えない。夏にオフがあれば、どれほどになるのだろうか」

 移籍後、少なくとも試合での実績に関しては不本意な日々を送ることになった井手口も、巻き返しに意気込んでいるはずだ。ポステコグルーの下で、日本人選手たちは来季、どれほど飛躍できるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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