チームが優勝を祝った最終戦は、井手口陽介にとって2か月ぶりの出場機会となった。

 セルティックは5月14日のスコットランド・リーグ最終節で、マザーウェルにホームで6-0と圧勝した。古橋亨梧が圧巻の2ゴールを挙げ、前田大然がフル出場した一戦で、井手口は62分間からピッチに立っている。3月14日のカップ戦準々決勝ダンディー・ユナイテッド戦以来となる公式戦出場だ。

 同じ1月に移籍した前田は活躍して人気を博し、疲労から調子を落とすまで旗手怜央もチームに大きく貢献した。一方で、井手口はデビュー直後に負傷離脱を余儀なくされ、思うようにチャンスを得ることができないままシーズンを終えている。

 だが、セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』は、マザーウェル戦での井手口のパフォーマンスに希望の光を見いだしたようだ。15日、「セルティックは新たなボックス・トゥ・ボックス型のMFが必要となる。イデグチはそういう選手になれる有望なポテンシャルを示した」と報じている。

「昨日はボールさばきが非常にきっちりしていた。狭いエリアでボールを拾い、見事なパスレンジを駆使した。ボールに対して積極的で意欲的だった。その意欲だけでも見られて素晴らしかった」

「20本のパスのうち、ミスは3本だけだった。だが何より喜ばしいのは、イデグチが安全策ばかりを狙おうとしていなかったことだ。彼はリスクを冒して前に出ようとしていた。印象を残そうと意欲的で、そのためにはボールを失うリスクもいとわなかった」

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 2度目の国外挑戦とはいえ、異なる文化とサッカーへの適応は容易ではない。シーズン途中の移籍ならなおさらだ。

 それだけに、同メディアは「セルティックにはまだプレシーズンから経験していない選手が多い。イデグチもそのひとりだ。夏を経て、彼がどれほどのレベルに到達するかは興味深い」と続けている。

「長期的に彼が何をもたらせるのか、まだあまり分かっていない。だが、適切に軌跡を残すことができる選手という兆しはある。昨日の出来からは、才能があるのは確かだ」

 仕切り直して迎える来シーズン、井手口がこれまでの古橋や前田、旗手のようなインパクトを残し、セルティックで確かな居場所を手にすることを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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