マンチェスター・ユナイテッドOBのガリー・ネビル氏が、チームメイトに牙を剥いたアーセナルのグラニト・ジャカに苦言を呈した。英紙『The Sun』が伝えている。

 現地時間5月16日に行なわれたプレミアリーグ第37節で、アーセナルはニューカッスルと敵地で対戦し、0−2で完敗。最終節を前にチャンピオンズ・リーグ出場権が得られる4位から転落した。

 試合後、ジャカは不満を爆発させ、こう吐き捨てていた。

「俺たちはテニスをしているんじゃない。サッカーをしているんだ。このプレッシャーに耐える準備ができていない奴は、ベンチか、家にいてくれ。年齢は関係ない。ここに来て、プレーするのなら、“タマ”のある奴が必要だ。最初の1分から96分まで俺たちは追い詰められていた。こんな試合をするなら、チャンピオンズ・リーグでプレーする価値はない」

 29歳のジャカは、マーティン・ウーデゴーやアーロン・ラムスデイル、冨安健洋ら20代前半が主力を占めるアーセナルにあって、年長者にあたる。それだけにネビル氏は、今回の発言が若手への圧となることを危惧しているようだ。
 
「彼は『“タマ”がないなら家にいろ』と言った。明らかにドレッシングルームにいる人たちへの攻撃だ。まあ実際、誰に向かって言っているのか分からない。若い選手たちに向かってでなければいいのだが……」

 スイス代表MFは、アーセナル在籍6年で度々退場。今年1月のリバプール戦(△0―0、リーグカップ準決勝の第1レグ)で、ディオゴ・ジョッタの胸に蹴りを入れて倒し、今シーズン2度目のレッドカードを受けた際には、「またか」「何回オレたちを裏切るんだ」などと、自軍のサポーターから猛批判を浴びていた。
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 元イングランド代表のレジェンドはこの点にも言及し、無責任さを糾弾している。

「この4、5年、事あるごとに何も考えず退場させられ、恥ずべき存在だ。彼は宙に浮いたままで、そこには何もありゃしない」

 残り1試合で、4位のトッテナムとは2ポイント差と、逆転でのトップ4入りは厳しい状況であるが、可能性はゼロではない。奇跡を信じて、エバートンとの今シーズン最終戦を前に、一致団結できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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