1年での王座奪還を果たした今季のセルティックの前線は、シーズンの前半戦と後半戦で異なるふたりのストライカーがけん引した。古橋亨梧とギリシャ代表のギオルゴス・ギアクマキスだ。前者はリーグ戦で12得点、後者は13得点を挙げている。

 古橋は夏に加入してからゴールを量産し、一躍チームのエースとして飛躍した。その彼が負傷離脱した穴を埋め、存在感を発揮したのがギアクマキスだ。当然、ひとつの疑問が生じる。その彼らを一緒に起用することはできないのか、と。

 ギアクマキス自身は、可能性を感じているのかもしれない。セルティック専門サイト『67 HAIL HAIL』によると、ギアクマキスは『Glasgow Times』で「今季は様々な理由からあまり一緒にやれなかった。それができたら本当に素晴らしい」と話している。

「僕たちはスタイルが異なる。彼は小さくて動きが素晴らしく、走って多くをする。僕らは良いコンビになれるかもしれない。僕らがまったく異なるから、これまでチームにとってうまくいっていたと思う」

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 ギアクマキスのコメントを受け、『67 HAIL HAIL』は「来季も1トップのままという可能性は高い」としつつ、「セルティックにとって貴重な武器となるかもしれないことは否定できない」との見解を示した。

「彼らがコンビを組めば、スコットランドサッカー界の守備を恐怖させるに違いない。今季彼らにほれ込んだサポーターのこともさらに興奮させるだろう」

 同メディアは「問題は中盤が完全に変わることだ」と指摘している。

「デイビッド・ターンブル、レオ・ハタテ、マット・オーライリーといった選手たちが定期的に外れなければいけなくなる」

 そして、『67 HAIL HAIL』は「来季を見据えると、絶望的な状況でのみ使われると想定するのが無難だろう。セルティックがなかなか得点できず、どうしてもゴールを決める必要がある試合だ。それならば、彼らのケミストリーを見るのは魅力的となるに違いない」と締めくくった。

「どちらもまったく異なるタイプのストライカーだ。彼らが同じピッチに立ったらどうミックスできるのかは、セルティックのファンが答えを望む質問だろう。だが、アンジェ(・ポステコグルー監督)は実際に考えているだろうか。その答えは時間が教えてくれる」

 オーストラリア人指揮官は今季の栄光にひたることなく、来季もさらなる躍進を目指すだろう。そのための武器となる前線をどのように構成するのか。早くも楽しみだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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