【J1採点&寸評】横浜2−0京都|攻守に絶大な存在感を示した喜田がMOM。ゴールを奪った両SBも高評価
【警告】横浜=エドゥアルド(18分)、岩田(44分) 京都=P・ウタカ(53分)、荒木(78分)【退場】なし 【MAN OF THE MATCH】喜田拓也(横浜)
[J1第15節]横浜2-0京都/5月25日/ニッパツ三ツ沢球技場
【横浜|採点】
スタメン)
GK
高丘陽平 6.5
DF
松原 健 7
岩田智輝 6
エドゥアルド 6
小池龍太 7
MF
渡辺皓太 6.5
喜田拓也 7.5[MAN OF THE MATCH]
西村拓真 6(80分OUT)
FW
仲川輝人 6.5(61分OUT)
レオ・セアラ 6
宮市 亮 6.5(74分OUT)
途中出場)
MF
水沼宏太 6(61分IN)
FW
樺山諒乃介 6(74分IN)
MF
藤田譲瑠チマ −(80分IN)
監督)
ケヴィン・マスカット 6.5
【横浜|寸評】
序盤から早いテンポでパスを回し、相手の両SBの裏を狙ってサイドから崩すと、41分に先制する。後半も勢いは衰えず、相手陣地でボールを握る。そして72分に2点目を奪い完勝。
MOMは迷ったが、攻撃時はスペースに顔を出してCBからボールを引き出し、守備時は中盤で強度の高いプレスをかけて相手の攻撃を何度も潰した喜田を選出。終盤は負傷して離脱したが、それまでの存在感は大きく、巧みな切り返しで相手を剥がすプレーも光った。ともに得点した小池龍、松原のフィニッシュは見事の一言。仲川、宮市はゴールこそ奪えなかったが、前半から何度もSBの裏へ抜け出しチャンスを作った。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
[J1第15節]横浜2−0京都/5月25日/ニッパツ三ツ沢球技場
【京都|採点】
スタメン)
GK
若原智哉 5.5
DF
麻田将吾 5
白井康介 5
萩原拓也 5(71分OUT)
井上黎生人 5
MF
武富孝介 4.5(79分OUT)
福岡慎平 4.5(HT OUT)
武田将平 4.5
金子大毅 5
FW
ピーター・ウタカ 5.5(79分OUT)
宮吉拓実 5(57分OUT)
途中出場)
DF
メンデス 5(HT IN)
FW
豊川雄太 5(57分IN)
MF
荒木大吾 5(71分IN)
FW
イスマイラ −(79分IN)
FW
大前元紀 −(79分IN
監督)
曺 貴裁 5
【京都|寸評】
前半は横浜のハイテンポなパス回しに持ち味のハイプレスがハマらずボールを保持され、我慢の時間が続いた。後半もハイプレスを継続し、GKのパスミスを誘い決定機を迎えるも、ゴールは奪えなかった。
中盤でのパスミスが目立った福岡や武田、攻撃にあまり絡めなかった武富は厳しく評価した。流れを変えるため後半に投入された豊川やイスマイラ、大前ら攻撃陣はボールを引き出せなかった。P・ウタカは前線で身体を張り、ボールを収めてキープするなど個の力を見せたが、相手DFの厳しいマークになかなか前を向いてシュートを打たせてもらえず沈黙した。
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)