現地時間5月28日、パリ近郊サンドニのスタッド・ド・フランスで開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝で、レアル・マドリー(スペイン)とリバプール(イングランド)が対戦した。

 リバプールを1−3で破った2017-18シーズン以来史上最多14度目の戴冠を狙うマドリーは、GKにクルトワ、最終ラインに右からカルバハル、ミリトン、アラバ、メンディ、中盤はアンカーにカゼミーロ、インサイドハーフにモドリッチとクロース、そして前線に右からバルベルデ、ベンゼマ、ヴィニシウスを並べた。

 一方、その4年前のリベンジを果たし、3シーズンぶり7度目の欧州制覇を目論むリバプールはGKにアリソン、最終ラインは右からアレクサンダー=アーノルド、コナテ、ファン・ダイク、ロバートソン、アンカーにファビーニョ、インサイドハーフにへンダーソンとチアゴ、注目の3トップは右からサラー、マネ、ディアスが並んだ。南野拓実は、2011-12シーズンの宇佐美貴史(バイエルン)以来、日本人選手として2人目のCL決勝ベンチ入りを果たした。

 リバプールファンの入場が遅れ、キックオフが36分遅れるという異例の幕開けとなったこの試合、最初に決定機を作り出したのはリバプールだった。15分、エリア内に持ち込んだアレクサンダー=アーノルドのパスに、サラーが右足でダイレクトシュート。これはGKクルトワのビッグセーブに阻まれる。

 ここからレッズが一気に畳み掛け、21分にはエリア内でボールを受けたマネが、DFをかわして鋭く右足を一閃。これもクルトワが指先で触り、ポストに直撃する。
 
 ほとんどチャンスのなかったマドリーは43分、ゴール前の混戦からベンゼマが左足でシュート。ネットを揺らすも、オフサイドでゴールは認められない。

 前半はリバプールがシュート数10対1と圧倒して終える。

 


 後半も先にリバプールがチャンスを作り出すも、均衡を破ったのはマドリーだった。59分、バルベルデが右サイドから送り込んだグラウンダーのクロスを、ヴィニシウスがゴールに流し込んだ。
 
 65分にディアスに代えてジョッタを送り込んだリバプールは69分、浮き球にサラーがボレーで合わせるも、これもGKクルトワに阻まれる。

 77分にはヘンダーソンとチアゴに代えて、フィルミーノとケイタを投入。80分には、サラーのシュートにジョッタが触ってコースを変えるも、これもクルトワに掻き出される。82分のサラーの決定的なシュートも、神懸かったベルギー代表守護神にセーブされた。

 猛攻を凌ぎ、虎の子の1点を守り切ったマドリーがこのまま1−0で勝利。最多優勝記録を更新する14度目の欧州制覇を成し遂げた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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