日本代表MF遠藤航が5月31日、ブラジル戦など4試合を前にオンライン会見に出席。シュツットガルトで果たした劇的な残留や、頼もしい後輩について語った。

 シュツットガルトでキャプテンを務める遠藤は、コロナ感染により欠場を強いられた1試合を除き、ブンデスリーガ全試合に先発。最終節の後半アディショナルタイムには、CKから伊藤洋輝が頭ですらしたボールを魂のヘッドで押し込み、残留を決める劇的な決勝弾を奪った。

【動画】伊藤のフリック→遠藤航が執念のヘッド!日本人コンビで奪った残留を決める劇的弾

 クラブ史に残る大仕事をやってのけ、チーメイトから胴上げで称えられた29歳は、激動の1年をこう振り返る。

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「非常にタフなシーズンだったけど、最終的には残留も決められたし、ワールドカップ(出場)も決められた。ホッとした部分もあるし、ここからだなという思いもある。最低限の結果を得られたシーズンではあったのかな」

 吉田麻也が怪我で不在の際には、日本代表でもキャプテンマークを巻いた。チームをまとめるという観点では、代表とクラブで小さくない違いがあるようだ。
 
「代表に関してはコミュニケーションの部分では特に問題がないので、チームがこれから成長していくために、何をしたらいいのかは色んな選手と話しながらやれている。所属クラブだと少し状況は違う。僕はそんなに多くを話すタイプではないので、ドイツ語も話せないし。キャプテンとして背中で見せるじゃないけど、そういった姿勢を常に見せてきた結果、残留できたとは思う」

 ドイツで共にプレーする伊藤が今回、日本代表に初招集された。昨夏にJ2のジュビロ磐田から海外初挑戦するや、瞬く間に定位置を掴み取った23歳の上昇株には、遠藤も期待十分だ。

「身長もあって、左足のキックの精度も高い。意外と足が速く、1対1も強いので、すごくバランスの良い選手だと思う。あの年齢であれだけのプレーをブンデスでやれているのは、個人的にもすごく期待が持てる選手」

 ブンデスリーガでデュエル勝利数448回をマークし、2シーズン連続で“デュエル王”に輝いた遠藤。ワールドカップでもその名を轟かすことはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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