パリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが5月30日、母国メディア『TyC Sports』のインタビューで、移籍1年目を振り返った。

 34歳のスーパースターは昨夏に少年時代から在籍したバルセロナを電撃退団し、パリSGに加入。新天地でも圧倒的な活躍が期待されたたが、公式戦34試合・11ゴールと物足りない成績で終わった。

「バルサには、何年も何年も一緒にプレーしてきたチームメイトがいて、僕のことをよく理解してくれていたが、ここでは全てが初めての経験だった。その上、クラブに到着するのが遅かったのでリーグ戦のスタートが遅れ、膝を打ってしばらく動けなくなり、あれやこれやで調子が出なかった。3試合も4試合も続けてプレーすることはできなかったよ」

 ウインターブレイク中にアルゼンチンに帰国していたメッシは、1月3日にコロナ感染が発覚。その後、同月23日のスタッド・ドゥ・ランス戦から復帰したが、まだ完治には程遠かったようだ。「肺に後遺症が残り、トレーニングはまともにできなかったよ。復帰して1か月半は、肺に負担がかかり、走ることさえできなかった」と、過酷な日々を振り返っている。
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「そして必要以上に早く始動したことで、悪化させてしまい、結果的に自分を傷つけることになってしまった。だけど、もう我慢ができなかったんだ。走りに行きたい、トレーニングしたいと思っていたからね。それで結局は悪化してしまったんだ」

 コロナ感染からおよそ2か月後の3月9日。悲願のチャンピオンズ・リーグ制覇を目指していたパリSGは、レアル・マドリーとの決勝トーナメント1回戦第2レグで、2戦合計2点リードの状況から、カリム・ベンゼマに3発を叩き込まれ、まさかの敗退を喫した。

「その後、(体の状態が)半分くらい元に戻ったところで、マドリー戦があって、それで僕らは死んでしまった。あの大会に大きな望みをかけていたのに、あのような試合展開、結果になってしまい、僕も、ドレッシングルーム全体も、パリ全体も殺されたよ」

 来シーズンこそは、100%の状態のメッシを見られるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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