札幌ドームで南米の雄・パラグアイを4−1で撃破した森保ジャパン。来週火曜日にはいよいよ国立競技場でブラジル代表と対峙するが、そのサッカー王国が日本のハイパフォーマンスに興味津々だ。
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 ブラジル最大のメディアネットワークを誇る『Globo』は、パラグアイ戦が行なわれた札幌に記者を派遣。日本サッカーに精通するチアゴ・ボンテンポ記者で、現在の日本代表が置かれている状況を紹介しながら、札幌でのゲームに出場した日本代表18名に採点をつけた。

 同記者は「森保監督はひとりでも多くの選手とフォーメーションを試したいと話していたが、その言葉通り、パラグアイ戦では本来のレギュラーではない選手がたくさん先発を飾った」と伝え、「それでも彼らは、とりわけ攻撃陣については控え組とは思えない充実ぶりだった。アジアモードからワールドモードへの転換が求められた最初のゲームで、上々の出来を示したのである」と論じた。

 そして、一挙に18名のレイティングを公開。採点基準に関しては、「5.0=Very Bad、5.5=Bad、6.0=Normal、6.5=Good、7.0=Very Good」と補足している。

 以下がボンテンポ記者による18名の全採点と寸評だ。なかなか興味深い考察である。

【先発11名】
GK シュミット・ダニエル 採点6.0
「2020年11月のメキシコ戦以来となるスタメン。前半にふたつのグッドセーブを披露したが、あとは見せ場なし。ゴール前からのスローイングが際立った」

DF 山根視来 採点6.0
「スカッドで唯一の攻撃的なサイドバックだけに、積極果敢に打って出た。しかしながら2度あった得点の絶好機で決め切れず。守備に関してはノープロブレムだった」

DF 谷口彰悟 採点5.5
「吉田が交代した後半頭からはキャプテンとしてリーダーシップを発揮。ただ、失点の場面では容易く敵アタッカーのドリブル侵入を許した」

DF 吉田麻也 採点6.0(HT OUT)
「キャプテンはわずか前半だけのプレーに終わった。可もなく不可もなしだ」

DF 伊藤洋輝 採点5.5
「この日のルーキーは前半に左SBで、後半にはCBとして働いた。CKからの惜しいヘッダーも。一方でパラグアイのゴールは彼のパスミスが起点となっていた」
 

MF 遠藤 航 採点6.5(HT OUT)
「普段通りに強度が高く、プレーは正確。45分間の出場ながら大いに存在を誇示した。スタメンで唯一の守備的MFは広範囲を常にカバー」

MF 原口元気 採点7.0(62分OUT)
「長く代表チームではビッグロールを演じていなかったが、この日は違った。効果的な走りと球出しを繰り返し、浅野と三苫への見事な2アシストを記録。どちらも完璧で美しいパスだった」

MF 鎌田大地 採点7.5
「ゲームにおけるベストプレーヤーだ。ヘディングで1ゴールを決めただけでなく、チームアタックにおいて欠かせないパーツとなっていた。序盤は遠慮がちだったが次第に積極性が増し、試合のペースを牛耳っていたほどだ。2列目から前の選手で唯一、フルタイム出場を許された」

MF 堂安 律 採点6.5(71分OUT)
「前半だけなら文句なしでベストプレーヤーだった。まさに着火した爆発的なパフォーマンスで、バックヒールや決定的なパス、切れたドリブルなどすべてのプレーが圧巻。鎌田のゴールをアシストしたクロスも素晴らしかった。あのPK失敗さえなければ、間違いなくこの日最大のヒーローだったが、それを差し引いてもポジティブな印象を十分に植えつけたと言える」

FW 浅野拓磨 採点7.0(HT OUT)
「本来の“ジャガー”はウインガーだが、この日はCF起用の期待にゴールという結果で見事に応え、同ポジションでの興味深いレギュラー争いに割って入った。やはりあのスピードは危険きわまりない。冷静なフィニッシュも特筆に値する」

MF 三笘 薫 採点7.0(81分OUT)
「アジア予選突破の立役者は、パラグアイ戦でも持ち前のスプリントとドリブルを随所で炸裂させた。まだ代表4戦目ながら、すでに3ゴールを奪う活躍ぶりだ。まさに違いを生み出す選手で、対峙する右SBはその対応に苦しめられる」
【交代出場7名】
DF 中山雄太 採点6.0(HT IN)
「左SBの第一候補の45分間は決して悪いものではなかった。的確で素早いパス出しで、ウインガーのトリガー(引き金)を引く役割を果たす」

DF 板倉 滉 採点6.0(HT IN)
「後半45分間を遠藤の守備的MFの位置でプレー。同レベルの仕事を披露するには至らなかったが、身を挺したブロックは目を引いた」

FW 前田大然 採点6.0(HT IN)
「チーム随一のスプリンターだ。後半開始から投入されるや、敵ボールへの強烈なプレッシャーがいかに効果的であるかを示し続けた。ガラ空きのゴールを前に決め切れなかった場面など、チャンスをことごとくフイにし、やや運にも見放されたが、チーム4点目は彼のボール奪取から生まれている」

MF 田中 碧 採点6.5(62分 IN)
「原口よりもディフェンシブな印象ながら、チームの攻撃を常に活性化。危険なボール逸はあったものの、エリア外から目の覚めるようなミドルを蹴り込んで4点目を挙げた」
 

FW 久保建英 採点6.0(71分 IN)
「堂安に代わって20分間のみピッチに。あまり目立たなかった」

FW 古橋亨梧 採点なし(81分 IN)
「ほとんどプレー機会が訪れなかった。ブラジル戦ではもっと時間が与えられるだろう」

監督 森保 一 採点6.5
「望んでいた通りにたくさんのテストを施し、ファンやプレス(メディア)が観たがっていた何人かの選手をしっかり起用。そのうえで、南米の敵を凌駕してみせた。さらなる競争の促進によって、チームはよりアグレッシブな陣容へと進化していきそうだ」

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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