出場機会が限られていても不満を爆発させず、出番を与えられた際に結果を残す。得点やアシストなど目に見えやすいスタッツだけでなく、チームのスタイルに適応し、複数の大会で頂点を目指すクラブに貢献する。そして移籍するとなれば、獲得時を大きく上回る移籍金を残すかもしれない。

 どのクラブも、そういった選手を望むに違いない。そしてリバプールにとって、南野拓実はそういった選手だ。専門サイト『LIVERPOOL.COM』は6月2日、リバプールが攻撃陣を強化するうえで、南野という「テンプレート」をコピーすべきと報じている。

 同メディアは「全般的な質という点では、先発には及ばないかもしれない」としつつ、「ミナミノがもたらしたのは『得点だけ』とするのはアンフェアだろう。ユルゲン・クロップは、カウンタープレスが最高のプレーメーカーと信じており、ミナミノはその考えを率先するひとりだ」と称賛した。

「ミナミノは、シュートにつながる守備アクションが90分あたりで0.48回と、リバプール最多だった。また、プレッシャー回数やその成功回数も90分あたりでチームトップ。彼は自分の役割におけるオフ・ザ・ボールの責任をしっかりと引き受けつつ、攻撃で最大限を提供したのだ」
 
 さらに、LIVERPOOL.COMは「その観点から、どんなオファーでも抗うべきかもしれない。だが、リバプールはミナミノの希望を尊重する義務があると感じているかもしれない」と続けている。

「もしも彼が移籍すれば、別の控えアタッカーを獲得する必要は増す。得点源としてリバプールに新たな顔が必要だ。だが、スタイルが合うかも重要となる。その点で、ミナミノはリバプールの人材担当にとってテンプレートとなる」

 ディボック・オリギの退団が決まり、サディオ・マネの去就も騒がれているリバプールは、この夏は攻撃陣の強化が注目される。南野は移籍するのか、残るのか。そしてリバプールはどの選手を新たに加えるのか。夏のマーケットから目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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