水戸ホーリーホックは6月9日、今月5日に開催されたJ2第20節・大宮アルディージャ戦で問題行為を犯したFW木下康介に対して、Jリーグ規律委員会が同リーグ1試合の出場停止処分を下したと発表した。

 また、クラブ独自の処分として、1試合の出場停止を加えるほか、責任者として小島耕代表取締役が月次報酬10%を3か月間、自主返納などを行なうことも伝えた。

 今季に浦和から完全移籍で加入した27歳の木下は、大宮戦の61分、自陣でボールを奪うと右サイドをドリブルで持ち上がり、クロスを上げようとするも失敗。その後、ゴール裏のスポンサー看板を蹴り、破損させていた。

 リリースで以下のように謝罪の意を示している。

「この度、私の行為により、たくさんの方々にご迷惑をおかけしてしまい大変申し訳ございませんでした。スポンサー様、大宮アルディージャの皆様はもちろんの事、応援してくれているファン・サポーターの皆様、そして水戸ホーリーホックに関わるすべての関係者の皆様に不快な思いをさせてしまい、深く反省しております。

 感情的になり、愚行に及んでしまいました。どんな理由であれ、このような行為は許されることではありません。起こしてしまった事は変えられないので処罰を真摯に受け止め、今後皆様の信頼を取り戻せるように努めてまいります。本当に申し訳ございませんでした」
 
 同日には小島取締役がオンラインでの会見に出席。「パートナーボードを蹴り上げるという行為は、我々サッカー界が支えられている大きな要素の1つであるパートナー企業様に大きく傷をつけるという同時に、これは日本のサッカー界、そしてスポーツ界、そして社会全体に与えるマイナスの影響は非常に大きいと考えています」と話した。

 木下の現状については、「非常に深く反省していて、態度も言葉も反省の意を見せてくれています。昨日からクラブ独自の研修プログラムを本人に課しまして、非常に前向きに取り組んでいます。復帰後しっかり活躍することで、今回のことに対してしっかりと名誉挽回を図ってもらいたいと思っています」と説明した。

 190センチの長身が特長の木下は、ここまでJ2で20試合に出場し、8ゴールをマーク。11ゴールの小川航基(横浜FC)に次いで、リーグ2位につけている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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