日本代表は6月10日、ノエビアスタジアム神戸でガーナ代表を4−1と撃破。前半に山根視来と三笘薫がゴールを決め、後半に久保建英と前田大然がネットを揺らした会心の勝利だった。

 左のインサイドハーフで先発した柴崎岳は、20分に左サイドからクロスを上げて上田綺世のチャンスを演出。その後も的確なパス捌きで周囲のチームメイトを生かしており、持ち前のゲームメイク能力が光った。

 柴崎がガーナ戦で意識していたのは、「攻守のバランス」だと言う。

「タケ(久保建英)はそれなりに攻撃に関わり、潰し切るところは航の役割として任せていたので、攻守のバランスを見ながらプレーしてました。(三笘)薫や(堂安)律もそうですし、ポジションチェンジを繰り返しながら(山根)視来も絡んで、攻撃はある程度の形でできていたのかなと思う。選手の距離感も良かった時間もありますし、サイドから中の崩しのパターンはいくつか良いのがあった」
 
 また、中盤を構成した遠藤航、久保建英との連係について柴崎は、さらに詳しく次のように語った。

「どっちかっていうと、タケは10番タイプ。僕はリンクマンとして航とその間のポジションをサポートしようとしてやっていたので、航が出て行った時は空いたスペースを埋めようと思ってましたし、タケが流れてきたら僕は違うサイドに流れるだったり。ある程度、そんなに指示らしい指示は言わずに、自由に動かしながら、その逆をしっかりいくような形は意識してやっていました」
 
 まさにその言葉どおり、チームメイトの強みを巧みに引き出した柴崎は、ガーナ戦でリンクマンとしての役割を全うした。次戦のチュニジア戦では(6月14日/パナソニックスタジアム吹田)ゴールやアシストなどの結果に期待したい。

構成●サッカーダイジェスト編集部