リバプールはこの夏の去就が注目される南野拓実に、1700万ポンド(約25億5000万円)の値札をつけたと言われる。関心を寄せるクラブにとって、妥当な金額なのだろうか。

 英国のメディアは、南野にはリーズやサウサンプトン、ウォルバーハンプトン、フルアムといったクラブが興味を示していると報じた。他リーグではモナコやインテル、ラツィオといった声もある。

 そのなかのひとつ、来季からプレミアリーグに復帰するフルアムにとって、1700万ポンドで南野を獲得するのは理にかなった補強となるのか。『FOOTBALL LEAGUE WORLD』の記者たちが、その是非を論じている。

 デクラン・ハート記者は「リバプールで堅実な選手だったが、加入当初の期待に本当にそうことはなかった」と、懐疑的な見解を示した。

「サウサンプトンでの期間で、中位で競えると分かっている。だが、725万ポンド(約10億9000万円)でリバプールが獲得し、ローテーションの一角でしかなかったことを考えれば、1700万ポンドという価格設定は無理があると思われる。良い補強だろうが、フラアムがもっと安価で獲得できる選手はたくさんいる」
 
 一方、カーラ・デバイン記者は「この価格ならフルアムは獲得に動くべきだと思う。リバプールでは思うように出場機会を得られなかったが、全般的には良いパフォーマンスができていた」と賛成だ。

「今シーズンはプレミアで出場わずか11試合だが、それでも3得点。安定した出場機会を得られれば、もっと簡単に得点できるかもしれない。このレベルで実績のあるタレントで、フルアムのようなクラブでは本当に卓越した存在になれるかもしれない。昇格組なので、完全に不合理な価格ではない。ただ、オファーを断ってさらに値を吊り上げようとするなら、フルアムは考え直す段階になると思う」

 また、チャーリー・グレゴリー記者は「正直、ミナミノに1700万ポンドはフルアムのようなチームにとって掘り出し物のようなものだと思う」と、ぜひとも獲得に動くべきと主張した。

「24試合出場で10得点という記録は、もっと定期的に出場できればもっと決められると示している。フルアムのようなチームなら、もっと活躍できるかもしれない。コストにかかわらず、ミナミノはまさにフルアムのような昇格組が断行すべき補強だと思う」

 関心が報じられる各クラブで、日本代表FWは狙うべき補強候補なのか、そしてリバプールの価格設定は妥当かが論じられている。南野自身は、どのような決断を下すのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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