先月28日にパリ近郊サンドニのスタッド・ド・フランスで開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の決勝は、レアル・マドリーがリバプールを1-0で下し、ビッグイヤーを掲げた。

 この一戦に、並々ならぬ闘志を燃やしていたのが、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーだった。17-18シーズンのCL決勝ではDFセルヒオ・ラモスと交錯した際に肩を痛めて負傷交代。不完全燃焼のまま舞台を去り、チームも1-3で敗れた。試合前から、レッズのエースは”リベンジ・マッチ”であると公言していた。

 だが、この試合でもサラーは再三の好機を敵守護神ディボー・クルトワに阻まれ、リベンジを果たせず。ゲーム終了後に行なわれたセレモニーでも、当然ながら、サラーは暗い表情のままだった。
【画像】銀メダルを胸にかけて優勝カップの前を横切るサラーのなんとも言えない表情…。ファン・ダイクやマネらも肩を落とす
 
 このときの様子について、マドリーのロドリゴが”裏話”を明かした。米スポーツチャンネル『ESPN』ブラジル版のポッドキャスト『Podpah』に出演したブラジル代表FWは、マドリーの選手間でも「サラーのリベンジ宣言」は、「無視できないものだった」と述べた。

「相手が挑発してきたとき、時には相手を見返すために勝利したいと思うこともある。トレーニング中から僕は『サラーカモン、サラーカモン』と唱えていた。頭の中は『サラーを見返すために勝たなきゃいけない』と思っていたよ」

 また、勝利したマドリーの選手たちが作る”花道”を通りがかった際、近くにいたクロアチア代表MFルカ・モドリッチが掛けた言葉も明かしている。

「リバプールの面々を称えるために花道を作って見送った時、サラーは少し悲し気に、うつむいて通過していった。そうしたら、モドリッチが彼に、『ありがとう、サラー。次も頑張れよ』と声をかけたんだ。僕は思わず隣で吹き出してしまった」

 司会者が「モドリッチは容赦ないな!」と述べたところ、ロドリゴは「悪気はないんだ。心の底からの言葉だった」と応じていたという。

 失意のサラーに、モドリッチの言葉はどのように響いたのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【21‐22 CL決勝PHOTO】ヴィニシウスが決勝弾!マドリーが最多14度目の欧州制覇!

【PHOTO】チャンピオンズリーグ決勝の舞台に駆けつけたリバプール&レアル・マドリー両サポーターを特集!