判定は妥当だったのか。物議を醸しているのが、6月18日に開催されたJ1リーグの第17節、柏レイソル対ヴィッセル神戸で、3-1と勝利した前者に与えられたPKだ。

 1-1で迎えた41分、神戸のペナルティエリア内で、DF菊池流帆と柏のMF戸嶋祥郎がルーズボールを競り合った際、スライディングをした前者がボールに触った後の接触で後者が倒れると、主審はファウルを宣告。当初はペナルティエリアの外と見なされてFKだったが、VARチェック、オンフィールドレビューも行なった結果、明らかにエリア内だったため、PKとなった。

 アンドレス・イニエスタをはじめ、神戸の選手たちが猛抗議をしたこの判定について、神戸の三木谷浩史会長は連日に渡ってツイッターで批判。「あれがファール」「いくらなんでも酷すぎる」「VAR を見て、どうしてこの判断になるのか、意味が不明だ」「空振った足の踵がボールに先にあたっているようにしか、俺には見えない」などと怒りの投稿をし、ファンの間でも賛否両論が巻き起こっていた。

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 この試合を配信したDAZNの番組『2022 Jリーグ ジャッジリプレイ』にゲスト出演した元日本代表の戸田和幸氏は、この判定について、PK判定は妥当との見解を示した。

「(菊池の足がボールに)触った後に、足が振り上がり、戸嶋選手に向かってしまっている。僕も守備者なので、同じような場面があった。自分の中ではジャストでタックルに行ったと思っても、後に足が挟み込んでしまうような形になると、相手に危害を与えることに該当するところもある。菊池選手の意図とか気持ちとは別に、現象としては足が上から向かってしまっている」

 さらに戸田氏は、「ボールに先に触ったら、ファウルにならないと考えて、この事象を捉えてしまっているところもあると思う」とコメント。ボールに先に触っても、結果的に危険なプレーに繋がった場合は、ファウルやカードの対象になりうることを強調した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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