アンジェ・ポステコグルーがセルティックの指揮官に就任したとき、1年で宿敵レンジャーズから王座を奪還できると予想した人は少ない。だが、日本からスコットランドに渡ったオーストラリア人指揮官は、Jリーグで発掘したタレントたちを加えるなどし、下馬評を覆す快挙を成し遂げた。

 セルティックのOBで、スコットランドで長くプレーした元オーストラリア代表で、ポステコグルーが同代表を率いていた際に下部年代で指導していたスコット・マクドナルドは、同胞の手腕を称賛している。マクドナルドは「今のアジアサッカーでは、Jリーグが圧倒的にベストリーグだ」と述べた。

「ヨコハマ(ポステコグルーの古巣、横浜F・マリノス)には素晴らしい構造があるが、彼らはしばらく成功できていなかった。それをもたらしたのがアンジェだ。ファンやフロントから称賛された。彼を失うことになり、彼らはとてもがっかりしたと思う。だが、彼らはアンジェがいかに野心的で、ずっと欧州での指揮を望んでいたことを理解した」

「特にセルティック規模のクラブ、そしてそこでトロフィーを勝ち取るのは、アンジェにとって素晴らしい機会となった。セルティックでは、適切にやればいつも優勝する機会があるからね」
 
 マクドナルドは「昨シーズンが終わったところからの好転ぶりは、本当に目覚ましかった」と、ポステコグルーへの賛辞を続けている。

「それを実現させるには、一定の人物でなければいけないと思う。彼はそういうひとりで、ほかと異なり特別であることやクオリティを示した」

 来シーズン、セルティックはチャンピオンズ・リーグ本大会に出場する。マクドナルドは「彼は決勝トーナメント進出を望んでいるだろう。欧州サッカー界に足跡を残し、欧州レベルの指揮官になりたいと思っているんじゃないかな」と、ポステコグルーが来季、さらなる躍進を目指すはずだと述べた。

「彼には自分なりの目標があるだろう。ただ、自分以上に選手たちにとっての目標を見据えているはずだ。彼は選手が成功し、良いパフォーマンスをすることを望む。それが彼の役割だ」

 期待とともに重圧も増す新シーズン、ポステコグルーや古橋亨梧ら日本人選手たちを擁するセルティックは、さらなる飛躍を遂げることができるだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


【PHOTO】2022年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!

【PHOTO】「美人すぎる」「セクシーすぎる」フットボーラーの妻&恋人たち

【PHOTO】日本代表を応援する「美女サポーター」を厳選!