サンプドリアの会長は、吉田麻也が契約を更新しないと明かした。だが、日本代表キャプテンが、来シーズンもセリエAでプレーする可能性は残されているようだ。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は6月22日、新シーズンからセリエAに昇格するモンツァが、吉田と契約するかもしれないと報じた。前日、「決定的な一歩前進」があったという。

 2021-22シーズンの吉田は、前半戦こそロベルト・ダベルサ監督の下で不動のレギュラーだった。だが後半戦、シーズン途中に就任したマルコ・ジャンパオロ監督は主にアレックス・フェラーリを先発に起用。吉田は出場機会を失っていった。

 吉田とサンプドリアの契約は今月いっぱいだが、マルコ・ランナ会長が16日に「契約を更新しないヨシダを失う」と退団を明言。去就が注目されている。

 その吉田に関心を寄せたのが、創立112年の歴史で初めてセリエAを戦うことになったモンツァだ。オーナーは、ミランの黄金期を築いたシルビオ・ベルルスコーニ。チーム編成を担当するのは、その右腕としてミランでも敏腕ディレクターとして知られたアドリアーノ・ガッリアーニだ。
 
 そのガッリアーニは、新シーズンの目標を「順位表の左側」、つまりトップ10入りと話した。そのためにはチーム強化が必須なのは言うまでもない。そしてセリエAをよく知るガッリアーニは、経験豊富な選手を集めつつある。

 モンツァは21日、契約満了をもってインテルを退団したアンドレア・ラノッキアの加入を発表した。さらにセリエBに降格したカリアリから守護神アレッシオ・クラーニョを獲得することでも合意したと報じられている。

 そのほか、アタランタのイタリア代表マッテオ・ペッシーナや、インテルが保有権を持つアンドレア・ピナモンティなど、様々なセリエA経験者への関心が伝えられているところだ。

 2020年1月にサンプドリアに移籍して以降、セリエAで72試合に出場してきた吉田も、ガッリアーニのお眼鏡にかなったのだろうか。Gazzetta dello Sport紙は「今後数日で両者の代表者たちが合意に至るかもしれない」と、近くモンツァと吉田の交渉がまとまる可能性を伝えている。

 カタール・ワールドカップに向けた準備、そして今後のキャリアという点でも重要なこの夏の選択。吉田の決断が注目される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部


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