サディオ・マネ(→バイエルン)と南野拓実(→モナコ。正式発表はまだ)を放出したリバプールが新たなアタッカー獲得に動いているようだ。

 そのターゲットとはレアル・マドリー所属のマルコ・アセンシオだ。現行契約が23年6月で切れるスペイン代表アタッカーには、欧州中の様々なクラブから関心が寄せられているが、英紙『デイリー・メール』によると、現在はリバプールとミランが優位な立場にあるという。

 アセンシオ自身も、今月初旬に記者団に対して今夏の移籍の可能性を仄めかす発言をしており、来夏にフリーで放出する可能性があるR・マドリーはオファー次第では首を縦に振るはずだ。

 リバプールのユルゲン・クロップ監督は数年前からアセンシオの動向を熱心に追っているようだが、スペイン紙『スポルト』によると、同クラブでは熾烈なポジション争いが予想されることもあり、本人は出場機会が保証されそうなミラン行きを希望しているという。

 ここでネックとなるのがアセンシオの高額なサラリーだ。『スポルト』紙によるとスペイン代表FWは、現在週給約13万8000ポンド(約2277万円)受け取っており、ミランにはとても払える額ではない。
 
 財力でみればリバプールが上回っていることは間違いなく、今後獲得競争で優位に立つことも十分に考えられる。

 仮にアセンシオのリバプール行きが実現することになれば、楽しみなのが最前線(3トップ)のポジション争いだ。

 今夏にマネと南野、さらにはベルギー代表のディボック・オリギ(ミラン移籍が濃厚)を放出したものの、リバプールにはモハメド・サラー、ディオゴ・ジョッタ、ルイス・ディアス、ロベルト・フィルミーノ、さらには新加入のダルウィン・ヌニェスと、5人のトップクラスを揃えている。

 そこにアセンシオが加われば、3人の穴を感じさせない質量ともに世界トップの攻撃陣が維持、もしくはさらに強化することができる。26歳のレフティはこの夏、どのような決断を下すだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

【PHOTO】2022年夏の移籍市場で新天地を求めた名手たちを一挙紹介!