[J1第19節]湘南0−0名古屋/7月2日/レモンガススタジアム平塚
 
【湘南|採点】
スタメン)
GK
谷 晃生 6
DF
舘 幸希 6.5
大岩一貴 6
杉岡大暉 6.5
MF
石原広教 6
茨田陽生 6(64分OUT)
田中 聡 6.5【MAN OF THE MATCH】
池田昌生 5.5(64分OUT)
高橋 諒 6(HT OUT)
FW
瀬川祐輔 6.5
町野修斗 5.5(90+4分OUT)
 
途中出場)
MF
畑 大雅 5.5(HT IN)
MF
タリク 6(64分IN)
FW
ウェリントン 5.5(64分IN)
FW
大橋祐紀 ―(90+4分IN)
 
監督)
山口 智 6
 
【湘南|寸評】
 内容で勝ったのはホームチームだった。より長くボールを握り、敵陣深くまで侵入し、多くのシュートを放った。相手のカウンターも危なげなく防ぎ、ハイプレスからの波状攻撃を仕掛けたが、得点には至らなかった。
 
 とりわけ田中の躍動感溢れるプレーが目立った。中盤で幾度となくボールを刈り取り、スルーパスで攻撃の起点に。試合後に本人は「ボールを失う場面もあったし、もっと縦パスも狙えた」と課題を口にしたが、アンカーとして出色の出来を披露したと言える。
 
 選手同士の適切な距離感と対人守備の強さで名古屋の攻撃陣を完封した守備陣にも、高評価が与えられてしかるべきだ。特にマテウスらスピードのある選手を抑えつつ、攻撃参加で好機も演出した舘と杉岡は及第点以上の働きぶりだった。
 
 ノーゴールに終わった攻撃陣も決して悪かったわけではない。町野、瀬川、池田らの関係性は良く、献身的にプレッシングを行ない、前線でタメを作り、良い動き出しでチャンスも作った。しかし何より求められるのは結果。守備陣の奮闘にゴールで応えたかった。
 
[J1第19節]湘南0−0名古屋/7月2日/レモンガススタジアム平塚

【名古屋|採点】
スタメン)
GK
ランゲラック 6
DF
中谷進之介 6.5
チアゴ 6.5
丸山祐市 6
MF
内田宅哉 6(73分OUT)
稲垣 祥 6
レオ・シルバ 6.5(66分OUT)
仙頭啓矢 5.5(66分OUT)
相馬勇紀 6
FW
マテウス・カストロ 6
柿谷曜一朗 5.5(66分OUT)
 
途中出場)
MF
阿部浩之 5.5(66分IN)
DF
宮原和也 6(66分IN)
MF
石田凌太郎 5.5(66分IN)
DF
吉田 豊 6(73分IN)
 
監督)
長谷川健太 6
 
【名古屋|寸評】
 今日の引き分けをよりポジティブに捉えられるのは名古屋だろう。ビルドアップでのミスが散見され、カウンターも不発に終わるなど、攻撃面は今ひとつだった。ただ、守勢に回る時間が長くても、しっかりとゼロで抑え切り、苦しみながらも敵地で貴重な勝点1を奪取。積み上げてきた守備戦術が奏功した一戦でもあった。
 
 特筆すべきはチアゴを中心とした守備陣だ。幾度となく相手のクロスを跳ね返し、パワープレーにも難なく対応した。今、波に乗っている敵エースの町野からゴールを守り切った仕事ぶりは評価に価する。
 
 攻撃面では最終ラインと前線のつなぎ役としてL・シルバや稲垣が奮起。マテウスも中盤まで降りてゲームメイクに関わりながらチャンスを伺ったが、決定機らしい場面は作れず。強みであるセットプレーも鳴りを潜めた。相馬や内田の積極的な仕掛けは評価したいが、相対した選手の高パフォーマンスもあり得点には至らず。湘南と同様、1点の遠い試合だった。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)