レアル・マドリーのEU圏外選手枠が埋まっているため、今夏に復帰するのは難しい久保建英は、新天地がまだ決定していない。

 複数の現地メディアによれば、バジャドリーからのオファーを断った久保について、現在交渉が行われているのは、昨夏と2年前の夏にも“日本の至宝”の獲得に動いたレアル・ソシエダだ。ただ、ソシエダが完全移籍を希望しているのに対し、まだ手放したくないマドリーがレンタルでの譲渡を望み、話がまとまっていない。

 ただ、21歳の日本代表MFは、ソシエダへの移籍を明確に希望しているようだ。地元メディア『noticias de gipuzko』は7月14日、「クボはレアル・ソシエダを好む」と題した記事を掲載。日本人は「ソシエダに移籍したいと思っており、(19日から始まるマドリーの)米国ツアーに参加しないことを明らかにした」と報じている。

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 同メディアは、「彼はソシエダに移籍したいという明確な願望をすでにマドリーに伝えている」とし、久保がソシエダ移籍を望む理由について、「日本のウイングは、イマノル・アルグアシル監督のラ・レアル(ソシエダ)のような攻撃的なキャラクターを持つチームが、自分のスタイルに合うだろうと考えている」と報道。

 さらに、「クボは、自身をアピールするショーケースとなる欧州カップ戦でプレーできる機会(ヨーロッパリーグ)にも魅了されている。これらが、ソシエダに決定するための鍵となった」と伝えている。

 記事によれば、そのソシエダはあくまで完全移籍での獲得を望んでおり、買戻しオプション付きにする案や、将来的にソシエダがどこかのクラブに久保を売却した場合にマドリーが受け取る利益の割合などが議論となっているという。

 久保は19年夏に契約したマドリーを、1試合も公式戦のピッチに立つことなく退団する可能性もあるが、それでもソシエダを魅力的なチームだと思っているようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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