レギュラーの座を手にすることはかなわなかった。それもあってか、リバプールからモナコへの移籍はステップダウンという声もある。だが、ユルゲン・クロップ監督が南野拓実を高く評価していることは変わらない。

 米スポーツチャンネル『ESPN』によると、リバプールの指揮官は会見で「正直、彼のことが恋しい。ファンタスティックな選手で、ファンタスティックな一員だった」と、南野について振り返った。

「忘れてはいけない。サディオ・マネ、ロベルト・フィルミーノ、モハメド・サラーが3トップで、ディオゴ・ジョッタも加わった。そういうときに加入し、スタメンでないからといって、悪い選手ということではない。そういった選手たちと一緒にやり、次に出てくる選手となるには、ワールドクラスの選手でなければいけないんだ。だから、タキは信じられないほどにうまくやってくれた」

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 クロップ監督は「私は彼をとどめたかった。だが、彼がコンスタントにプレーしたいと望むのは100%理解できる。彼の見方からすればまったくもって正しい」と、その決断に理解を示している。

「昨シーズンはミナミノがいなければ、我々はトロフィーをひとつも獲得できなかった。決勝にたどり着くまでの決定的なゴールをすべて決めてくれたのが彼だった。彼がリバプールでの時間を楽しんだということは分かっている。だがもちろん、彼はもっとプレーしたいと望んだ。モナコに移籍するのは理にかなっていた。彼にとっては素晴らしいクラブだ」

 移籍が決まり、南野は新天地で活躍しようと意気込んでいる。マネが去り、ダルウィン・ヌニェスが加わった新たな攻撃陣の起用法に頭を悩ませているクロップ監督は、日本代表アタッカーにエールを送っている。

「彼がとてもうまくやり、リーグ・アンで成功すると確信している。幸運を祈っている」

 世界を代表する名将から改めて賛辞を寄せられた南野の新たなキャリアに期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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