[E-1選手権]日本 3-0 韓国/7月27日/豊田スタジアム
 
【日本代表・総評】

前半は相手の出方を見たのか、チャレンジに乏しかったが、ギアを上げた後半開始早々の49分に相馬が先制ゴールを奪う。目立ったピンチも少なく、63分にCKから佐々木、72分に見事な崩しから町野と、立て続けに得点を重ねた。安定感のある試合運びで、宿敵に完勝と言えるゲームだ。
 
【個人採点・寸評】
GK
12 谷 晃生 6
目立ったピンチがない時間帯が長く続いた。ただ、77分に訪れたピンチでは好セーブ。素晴らしい集中力だった。
 
DF
25 小池龍太 6.5
前半は空中戦で競り負け、アディショナルタイムにはトラップミスも。しかしグラウンダークロスやスルーパスなど随所に好プレーもあり、徐々に持ち直した後半は、72分に町野のゴールをアシストした。
 
3 谷口彰悟 6
キャプテンマークを巻いて守備陣を統率し、冷静なディフェンスでチームに落ち着きをもたらす。17分には右サイドの水沼へスルーパスを供給。さすがのビルドアップ力を披露した。

5 畠中槙之輔 6
パスミスやイエローカードもあったとはいえ、クリーンかつハードなタックルで相手からボールを奪うシーンもあり、能力の高さは見せつけた。
 
19 佐々木翔 6.5
不用意なボールロストも散見されたが、1対1の守備には強かった。さらに63分にはCKからネットを揺らす。痛快なヘディング弾だった。
MF
6 岩田智輝 6
43分、被カウンターで数的不利のピンチになったが、的確なポジション取りで相手のミスを誘ったディフェンスは見事。56分には西村との連係でゴールに迫った。

26 藤田譲瑠チマ 7(87分OUT)
鋭いチェイシングが効いていて、守備ではよく貢献できていた。さらに49分にはふわりとしたボールで相馬の得点をアシスト。素晴らしいクロスだった。また、的確なパス捌きで攻撃を操り、3ゴール目の起点にもなっている。
 
18 水沼宏太 6(59分OUT)
右サイドから何度も得意のクロスを送り込む。34分にはCKの流れでゴール前のこぼれ球に素早く反応。シュートは相手GKにキャッチされたが、得点への姿勢は評価したい。
 
9 西村拓真 6(78分OUT)
19分、左サイドで相手からボールを奪い、相馬のチャンスにつなげたプレーは良かった。後半開始早々には強烈ショットを打ち込んでギアを上げると、その後は攻撃の潤滑油として機能。3ゴール目をアシストした小池に供給した浮き球のパスは華麗だった。

16 相馬勇紀 7.5(87分OUT)
19分には左サイドから仕掛けて左足を振り抜き、ポストを叩く。シュートは惜しくも外れたものの、日本の攻撃のギアが上がるきっかけとなった。49分には藤田のクロスに頭で合わせ、先制ゴールを奪取。さらに63分にはCKのキッカーとして佐々木の追加点をアシストした。

FW
11 町野修斗 7
開始早々に強烈なミドルシュートを打ち込む。試合をとおしてポストプレーをこなしつつ、72分には小池のクロスに合わせてダメ押しの3点目を決めた。
交代出場
MF
17 宮市 亮 6(59分IN/78分OUT)
右サイドで積極的に仕掛けたものの、相手と接触して足を痛めたか。短い出場時間でピッチを退いた。

MF
14 脇坂泰斗 ―(78分IN)
前線からのプレッシングを全う。出場時間が短くボールに触れる機会は限られたが、相手の間に立つポジショニングは見ていて面白かった。

MF
8 森島 司 ―(78分IN)
右サイドに入る。途中出場後すぐに裏抜けを狙ったが、味方とは息が合わなかった。献身的なディフェンスは怠らなかった。
 
MF
21 満田 誠 ―(87分IN)
試合終盤、ファールにはなってしまったものの、攻撃から守備への素早い切り替えという持ち味のひとつは見せた。

MF
15 橋本拳人 ―(87分IN)
中盤の底から攻撃を組み立てる。終盤の時間帯に投入され、交代カードとしての役割はそつなくこなした。
 
監督
森保 一 6.5
手堅くゲームに入り、後半に3ゴールを奪取。終盤は交代カードを切って逃げ切る的確な采配が光った。

取材・文●志水麗鑑(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし

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