[インターハイ3回戦]大津3−1関大北陽/7月26日(火)/徳島スポーツビレッジピッチC

 大阪府2部リーグに所属する関大北陽(大阪)は、プレミアリーグWESTの大津(熊本)に善戦も、相手の攻撃陣を抑え込むことができず3失点で敗北を喫した。

 試合後、矢田竜之監督が「立ち上がり10分間での2失点が響いた」と語ったように、関大北陽は前半開始7分にCKのこぼれ球を押し込まれ先制点を献上すると、その3分後には左サイドからのクロスをゴール前で収めたMF中馬颯太(3年)に追加点を決められた。

 さらに前半26分には、相手にPKを与え、キッカーを務めた大津のエースでU-19日本代表候補の小林俊瑛(3年)にネットを揺らされ、リードを3点に広げられてしまう。

 ただ、大きなビハインドを抱えたなかでも関大北陽の選手たちは、決して諦めることをしなかった。前半を折り返すと、「後半はうちのほうがシュート本数は多くて、十分にやり合えた」(矢田監督)という試合展開に。
 
 後半序盤、MF栗野優吾(3年)のスピードを活かした中央突破や、FW東村春(2年)のしなやかなドリブルからの強烈なシュートなどで相手ゴールを強襲。そして同12分には、MF村田将太(3年)がペナルティエリア右から右足を振り抜くと、相手DFに当たってディフレクションしたボールがそのままゴールに吸い込まれ、ついに1点を返した。

 その後もアグレッシブに攻勢を仕掛け続けた関大北陽だったが、大津の粘り強い守備を前に追加点が遠く、1−3のまま試合終了の笛がピッチに鳴り響いた。

 後半から出場したキャプテンのDF大平直哉(3年)は、「やっぱり超高校級と呼ばれるFWに対しての守備があまりうまくいかなかった。そこが課題です」と反省点を口にしつつ、「攻撃面では選手は躍動していた」とゲームを振り返った。

「僕たち自身、そこまで大敗という感触ではない。決め切るところの差というのが大きく出たかなと思います」

 夏のビッグトーナメントで得た手応えを胸に、次に目ざす場所は高校生の檜舞台、冬の選手権だ。大平は、「この借りは冬に返さないといけないし、そこにもっとこだわりを持って、しっかり戦っていきたい」と前を向いた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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