7月24日に開幕した四国インターハイ(全国高校総体)のサッカー競技は徳島県で行なわれ、大会5日目を終えた。30日には決勝戦が行なわれ、帝京(東京)と前橋育英(群馬)が日本一の座を懸けて火花を散らす。

 徳島県では7月26日、1日の新型コロナウイルス感染症陽性者が931人と過去最多を記録。全国的に猛威を振るうコロナ禍のなかでのインターハイ運営には、どんな苦労があり、どのようなことに注意して行なわれているのだろうか。

 準決勝の前橋育英(群馬)対米子北(鳥取)が開催された徳島市球技場の運営をする会場責任者の方に話をうかがった。
 
 まずコロナ禍での会場運営でもっとも気を付けていることは、選手と一般客のできる限り接触をさせないことだという。

「選手と一般客が交わらないよう、動線をできるだけ分けて運営しています。選手を守る、感染する可能性をできる限り低くする。そのことを徹底できるように心がけています」

 インターハイは開催地域の高校のサッカー部員を、各試合会場にボールボーイなどのボランティアとして派遣している。「知らない人同士がボランティアをやるよりも、普段から行動を共にしているサッカー部員たちがやるほうが感染拡大のリスクを抑えられる」からだ。

 そのなかで、人によってコロナ感染症に対する認識の違いがあることで、会場のボランティア集めに苦労しているようだ。

「これはサッカー競技の話ではないですが、各学校から運営の応援で高校生のボランティアを出すうえで、こんなふうにコロナが増えてきたので嫌がる子が出てきています。そういうところ(人が集まるところ)に行ったりしたら、感染する可能性があるかもしれないと、直前になって行きませんと言われる場合があるみたいです」

 全国各都道府県から代表52チームが集結し、激闘を繰り広げる夏のインターハイ。コロナ禍のなかで行なわれるその舞台裏には、感染者を増やさないための会場運営者の努力と苦労が垣間見えた。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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