元日本代表FWの城彰二氏が8月4日、自身のYouTubeチャンネル『JOチャンネル』で最新コンテンツを公開。2011年の同日に34歳で急逝した元日本代表DF松田直樹氏について語っている。

 城氏は、横浜F・マリノスの1学年後輩で親密だった松田氏を「ほんとう悪ガキだよ」「愛嬌のあるやつだった」「愛されていた」と回想。破天荒な性格の松田氏に振り回されたようで、夜に突然横浜から群馬まで付き合わされた話や、予定があったのに食事に連れて行かれておごらされた話などを明かした。

 選手としての松田氏は、DFとしての能力に加え攻撃センスも高かったことを紹介。紅白戦ではCBからドリブルで上がってゴールも決めていたといい、テクニックもあったことから「中盤とかトップ下をやったらおもしろかったんじゃないかな、というくらい、すごかった」と振り返った。
 
 松田氏は2011年に当時JFLだった松本山雅FCに移籍し、練習中に倒れ急逝した。城氏は移籍当初からいろいろな話をしていたといい、「結構無理していた。体調が悪いとかいろいろあったんだけど」「責任感が強いし。先頭切って行くじゃん」と悔しそうに語る。

「あいつがすごいところは人脈。みんながあいつのことを思っていた」と城氏が語る通り、松田氏が倒れたと聞いた時、すぐにマリノス時代のチームメイトに連絡がまわり、多くの仲間が長野に駆け付けたという。

 松田氏の悲劇がきっかけとなり、Jリーグを中心に心臓停止患者を救命するAED(自動体外式除細動器)の普及が進んだ。城氏は「人って忘れるから」「皆さんの記憶に、もっと彼を残してあげたい」として、今後も松田氏の思いを残す活動をしていきたいと語った。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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