ナポリが次々と新戦力を確保している。8月18日にFWジョバンニ・シメオネをヴェローナから買い取り義務付きの1年レンタルで獲得(レンタル料は350万ユーロ、2022−23シーズン終了後に1200万ユーロで買い取り)した。

 さらに、サッスオーロのFWジャコモ・ラスパドーリも同じく買い取り義務付きレンタル(レンタル料は500万ユーロ、買い取り額は2500万ユーロ+ボーナス)で、21−22シーズンの後半にリヨンでプレーしたトッテナムのMFタンギ・ヌドンベレを買い取りオプション付きのレンタル(レンタル料は100万ユーロで、買い取る場合の金額は3000万ユーロ)で、それぞれ獲得が決定的となっている。

 この夏、DFカリドゥ・クリバリ(チェルシーへ)、FWロレンツォ・インシーニェ(トロントFCへ)、FWドリース・メルテンス(ガラタサライへ)らが退団。その一方で、DFキム・ミンジェ(フェネルバフチェから)、DFマティアス・オリベラ(ヘタフェから)、FWクビチャ・クバラツケリア(ディナモ・バトゥミから)らが加入し、セリエAの開幕戦では、5−2でヴェローナを下している。
 
 そんなチームにシメオネ、ラスパドーリ、ヌドンベレがさらに加わる。シメオネはヴィクター・オシメーンのバックアッパーと見られるが、ヴェローナ戦での4−3−3ではなく、4−2−3−1であればセカンドトップとしてトップ下でプレーできるかもしれない。

 ラスパドーリは左ウイングでもトップ下でもプレーが可能。似たようなキャラクターの新戦力クバラツケリアとポジションを争いそうだ。ヌドンベレは退団が有力視されるMFファビアン・ルイス(パリ・サンジェルマンに移籍?)の後釜として、中盤のポジションをアンドレ・アンギサやピオトル・ジエリンスキ、スタニスラフ・ロボトカらと争うだろう。

 クリバリやインシーニェ、メルテンスと、クラブのシンボル的な選手を放出したが、大型補強で新しいチームへと変貌を遂げつつあるナポリ。ルチャーノ・スパレッティ監督の下、今シーズンは最終盤までスクデット争いに絡むかもしれない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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