ヴィッセル神戸に所属する元スペイン代表のMFアンドレス・イニエスタは9月8日、自身のフットボールブランド『Capitten(キャピテン)』の立ち上げを発表。国立競技場でイニエスタ新ブランド発表会が行なわれた。

「Capitten」は、25年以上に渡ってサッカーシューズを作り続けてきた、⽇本初の「フットウェアクリエイター」である井上晋平⽒とイニエスタが共同で立ち上げたブランド。イニエスタの理想を叶えるため、ゼロから作り上げた唯⼀無⼆のスパイクやスポーツウェア、スポーツアパレルなどを幅広く展開する。

 世界的名手はなぜ日本でブランドを立ち上げたのか。イニエスタは、「誰と働くのか、一緒に仕事をするのか、どこの国で行なうのかは正直深く考えたことはありません」とし、重要なのは人との“縁”であると強調した。
 
「道で行き交う人、そういう人たちともご縁が繋がっている。という信念のもと、私は信頼できる人たちとともに働きたかった。何かを作りたかった。そして、常に成長していこうと思い、一緒にやっていってくれる人と未来に行きたかったんです。

 私は企業との仕事のなかでできる縁、友情のなかで育まれる縁を大事にしています。家族も日本にきて5年が経ちました。日本での生活は私の人生の中の一部分になっています。そしてまた縁があって、この国立競技場で、私たちのチームの最初のタイトル、天皇杯を獲った場所で立ち上げお披露目発表会ができた。そのすべてが関わり合って今日の日が迎えられたと思っています」

 自身のオリジナルスパイクについても満足感を示したイニエスタ。将来は様々な選手に着用してもらうなど、世界展開も考えていると野望を話す。

「私は現役を続けながら今回の計画を立ち上げたので、それを並行してやっていくなかで、まだそれほど遠い将来のビジョンは持っておりません。ただ、これからどういう選手が履いてくれるのか、それが世界展開されるような価値のある履き心地の良いシューズになるのか。これから視野に入れていきたいと思います」
 
 現役のサッカー選手がブランドを立ち上げ、オリジナルのスパイクを作り上げるのは世界初の試み。イニエスタの新たな挑戦が始まった。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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