現地時間9月7日にチェルシーはトーマス・トゥヘル監督を解任。その翌日には同じプレミアリーグのブライトンを率いていた、グレアム・ポッターの新指揮官就任を発表した。

 チェルシーは開幕から思うように勝点を積み上げられず、国内リーグで6位に位置。チャンピオンズリーグのグループステージ初戦でも、クロアチアのディナモ・ザグレブに金星を献上した。とはいえシーズンはまだ始まったばかり。一昨季には、緊急登板から欧州制覇に導いた功労者の電撃解任は、世界中に波紋を広げている。

 マインツのスポーツディレクターで、かつて同クラブでトゥヘルと共闘した経験を持つ、クリスチャン・ハイデル氏も疑問を呈す1人だ。英紙『Daily Mail』によれば、オーナーのトッド・ベーリー氏を攻撃のターゲットに据え、「サッカーを全く分かっていない」とこき下ろしている。
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「今回の解任は、投資家のサッカー界への過剰な関与に反対している多くの人たちにとって格好の材料だ。今回は完全に投資家の判断だからね。サッカーを知らない誰かが、6位では十分ではないと考え、たった6試合で『別の監督を試そう』と言ったのだろう。それ以外の理由は思いつかない。チェルシーはこの決断を痛烈に後悔するだろう。時間をかけず、こんなに良い監督を再び手に入れるなんてできやしない」

 メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースの共同オーナーも務めるベーリー氏は、ウクライナへの軍事的侵攻を受け退任した、ロシア人のロマン・アブラモビッチ氏に代わり、新たに就任。今夏には移籍が有力視されたクリスティアーノ・ロナウド獲得を巡り、反対派のトゥヘルとの衝突が報じられていた。

“強権発動”とも取れる大ナタは、吉と出るのか、それとも――。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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