ウクライナ代表の主将アンドリー・ヤルモレンコ(アル・アイン)が、母国への侵攻を続けるロシアを締め出す必要性を強調した。英紙『Daily Mail』が伝えている。

 欧州サッカー連盟は9月20日、ロシア代表のEURO2024予選からの除外を宣言した。ただ、ボスニア・ヘルツェゴビナは先日、11月にサンクトペテルブルクでロシアとの親善試合の開催を発表。この決定に対して、ボスニアのスター、ミラレム・ピャニッチ(バルセロナ)とエディン・ジェコ(インテル)から怒りの批判が寄せられている。

 そうしたなか、ウェストハムを退団し、今夏からUAEでプレーするヤルモレンコは、21日に行なわれるネーションズリーグのスコットランド戦前の会見で、ロシア問題に言及。「僕の考えはとてもシンプルだ。ロシアのサッカー、スポーツは完全に隔離されるべきだ。この国はテロリストの国だ。ウクライナ人を殺し、ウクライナの子どもたちを殺す国だ」と訴えている。

「こんな恐ろしい出来事が起こっているときに、スポーツの話だけをしているわけにはいかない。ウクライナの選手たちはみんな、ロシアのあらゆるレベルでの孤立を望んでいる。ウクライナの市民を殺している間に、大会に参加するなんて許せない。ウクライナのチームの考えはひとつだ。ロシアは何から何まで禁止されるべきだ」
 
 戦争が始まっておよそ7か月が経った。ヤルモレンコは愛国心へのモチベーションは変わらず強いと語った。

「ウクライナにはまだ戦争があるし、ウクライナのファンに喜びを与えたい。だから僕たちは国、国民、国に住んでいる人たちのためにプレーするつもりだ。ウクライナの人々を戦争から、この恐怖や信じられないほど厳しい状況から目をそらさせたいんだ。少なくとも90分間、故郷のウクライナ人を笑顔にしたい」

 ウクライナはウェールズとのプレーオフ決勝で惜しくも敗れ、カタール・ワールドカップ行きを逃した。しかし、大舞台には立てなくとも、選手たちには明確な目標がある。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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